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日立総合病院

主な対応疾患

  • 肺炎、気管支炎、細気管支炎、クループなどの呼吸器感染症や気管支喘息
  • 胃腸炎、腸重積、虫垂炎などの消化器疾患
  • 熱性けいれん、てんかん、髄膜炎、急性脳症、精神運動発達遅滞などの神経疾患、自閉症などの発達障害
  • 重症心身障がい児(者)の総合的診療
  • 先天性心疾患、不整脈、川崎病後遺症などの心疾患
  • 糖尿病、甲状腺疾患、低身長、肥満などの代謝・内分泌疾患
  • 急性糸球体腎炎、尿路感染症、ネフローゼ症候群、慢性腎炎、夜尿症等の腎泌尿器疾患
  • 川崎病、IgA血管炎、血小板減少性紫斑病、リウマチ性疾患など
  • 乳幼児健診や予防接種

科の特徴

小児科は「小児における総合診療」と言えますが、当科ではまさしくそれを実践しています。そして、診断・治療が最適なものとなるよう、そのために望ましいと考えられれば他診療科、近隣・高次医療機関と密接な連携を執りつつ、診療を行っております。

  • 心臓、神経、血液、内分泌疾患、アレルギー、その他の慢性疾患については専門外来を開設しています。心身症、不登校などの児童心理的問題に対して、当院臨床心理士によるカウンセリングが可能です。
  • 小児病棟には専任保育士が常駐し、入院されたお子さまの入院生活をサポートしております。また、長期間入院が必要な小学生を対象に院内学級(すぎの子学級)があり、専任教諭により授業が行われます。
  • 日本小児科学会の専門医研修施設です。

診療実績

(1)外来
外来は、午前中に一般診療を行っており、受診日・時間帯の予約が可能です。午後は、予約制で専門外来、乳児健診、予防接種などを行っています。午後は時間外診療となり、基本的に紹介患者のみとなります。
2023年、年間総外来受診者数は18,366名、1日平均74名の診療にあたりました。うち、救急外来受診者数は4,670名でした。

(2)入院
2023年、入院患者総数は805名です。内訳は肺炎・気管支炎(85)、気管支喘息 (63)、咽頭炎・扁桃炎(28)、中耳炎・副鼻腔炎(6)、などの呼吸器疾患の入院が多く、ウイルス感染症 (32)、尿路感染症(17)、ネフローゼ症候群(3)など腎臓・尿路器疾患、熱性けいれん(49)、てんかん(17)などの神経疾患と続いています。その他、川崎病(33)、糖尿病など多岐にわたる疾患の入院に対応させて頂きました。

スタッフ紹介

菊地 正広きくち まさひろ (主任医長)
1981年、東北大学医学部卒。1991年より当院勤務、神経外来を担当。日本小児科学会小児科指導医、日本小児神経学会専門医。

小宅 泰郎(おやけ やすお) (主任医長)
1986年、岩手医科大学卒。2009年より当院勤務。日本小児科学会小児科指導医、小児感染症認定医、ICD(インフェクションコントロールドクター)認定医。

諏訪部 徳芳(すわべ なるよし) (主任医長)
1989年、東北大学医学部卒。2005年より当院勤務。日本小児科学会小児科専門医。

平木 彰佳(ひらき あきよし) (主任医長)
2005年、筑波大学医学専門学群卒。2011年より当院勤務。日本小児科学会小児科指導医、日本小児神経学会専門医。

甲斐 友美(かい ともみ) (主任医長)
2012年、宮崎大学医学部医学科卒。2019年より当院勤務。

星野 寿男(ほしの ひさお) (医員)
1970年、東北大学医学部卒。1970年より当院勤務、心臓外来を担当。

出澤 洋人(いでさわ ひろと) (医員)
2014年、筑波大学医学群卒。2024年より当院勤務。日本小児科学会小児科専門医。専門領域 内分泌代謝・糖尿病。

砂押 瑞史(すなおし みずし) (医員)
2016年、愛知医科大学卒。2022年より当院勤務。日本専門医機構認定小児科専門医。

高橋 健一(たかはし けんいち) (医員)
2020年、筑波大学医学群卒。2024年より当院勤務。

上口 真(うわぐち まこと) (医員)
2021年、熊本大学医学部卒。2024年より当院勤務。

その他特記事項

(1)受診される方々へ
受診の際は、可能であれば「かかりつけ医」からの紹介状をお持ちになって受診するようお願いしておりますが、平日11:00までの診察受付時間内であればこれに限らず診療させて頂いています。不明な点は当院地域医療連携室、あるいは小児科外来までお問い合わせください。

(2)救急診療体制について
平日夜は22時まで、休日はこれに加え8:15からの日勤帯にも小児科医が常駐して診療にあたっています。深夜帯は全科当直医の要請に応じて対応しております。診療を希望される方は受診前に電話で当院救急センターまでお問い合わせください。救急時間帯は、緊急対応が必要な患者さんを優先して診療させていただきますので、お待ちいただくこともあることを予めご了承ください。軽症の患者さんはできるだけ日中のうちにお近くの「かかりつけ医」か、休日はまず日立メディカルセンター休日診療所の受診をお願いしております。

関連科

新生児科