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日立総合病院

1.センターの概要

日立総合病院では、2011年11月に北関東で初となるロボット手術支援システム『daVinci(ダヴィンチ)』を活用した前立腺手術を施行しました。
その後も、腎臓・大腸・子宮・肺へと導入領域を広げ、現在では1,000症例以上の実績を積み重ねております。

2018年の保険適応拡大により、当院においても多くの診療科がロボット手術を導入しました。
その上で、各診療科医師間で情報共有を行い、より高い医療技術を安全に御提供するため、また早期にロボット手術を保険診療にて患者さまへ御提供するために2019年4月から「ロボット手術センター」の運用を開始しました。
泌尿器科・産婦人科・消化器外科・呼吸器外科・麻酔科の医師、手術室看護師、臨床工学技士、医事科等事務スタッフ、また日立市の職員も一丸となって、ロボット手術を推進していきます。

2.センター長より

近年、保険適応となる症例も増え、今後ますますロボット手術が一般的になりつつあります。当院は早くから日立市の支援を受けてロボット手術を導入し、「安全第一」に実績を積み重ねてまいりました。
また、若手医師の教育も積極的に行い、安全なロボット手術ができる執刀医を着実に増やしてきました。今後とも、地域社会からの期待に沿える様、気を引き締めて、ロボット手術に関わるスタッフの教育・研修の充実にも一層努力してまいります。
ロボット手術は、術者にとっても、患者さんにとっても身体的負担が少ない手術です。この医療技術を多くの地域の皆様に届けることができるよう、これからもスタッフ一同、日々研鑽を積み重ねていく所存です。

堤 雅一(つつみ まさかず)【副院長、泌尿器科主任医長、ロボット手術センタ長】

堤医師

①略歴
 1985年富山医科薬科大学 (現富山大学)卒。
 筑波大学大学院、国立がんセンター研究所、
 国立がんセンター中央病院、
 南カリフォルニア大学留学などを経て、
 1998年より当院勤務。
②専門領域
 尿路性器腫瘍の診断と治療、
 ロボット手術を含めた腹腔鏡手術。
③学会認定医・専門医
 日本泌尿器科学会専門医・指導医。
 泌尿器腹腔鏡技術認定医。
 内視鏡外科学会技術認定医。がん治療認定医。
 泌尿器ロボット支援手術プロクター(手術指導医)認定医。

3.当院でのロボット手術

当院でのロボット手術 

4.各診療科医師へのインタビュー

①適応手術について ②ロボット手術の有用性 ③患者さまへのメリット ④今後の展望について、
各診療科医師へ聞きました。
(順次更新をしていきます)

5.当院で使用しているロボット手術のシステム

2018年7月より、最新機種「ダヴィンチXi」へ更新しております。
前機種と比較して、執刀医の操作性が向上するだけではなく、患者さんの負担がより少ない体位で手術ができるようになりました。

ダヴィンチXi

当院は、医師が手術操作を行う機器を2台有する「デュアルコンソール」体制を整備している施設となっております。
2台のコンソールにて指導医と執刀医が操作権を交代しながら手術を行うことができるので、安全性を確保しつつ、若手医師の教育を行うことができます。
これにより、患者さんへより技術の高い医療を御提供できるようになりました。

デュアルコンソール

daVinciサージカルシステムに関する情報
(インテュイティブサージカル合同会社のWebサイトへリンクしています)

7.お問い合わせ

0294-23-1111   その他ご不明な点におかれましては、担当医師へご相談ください。