2022年4月より、茨城県地域周産期母子医療センターが完全再開されました。これに伴い、通常の妊娠、分娩に加えて、ハイリスク妊娠、ハイリスク分娩に対応することが可能になりました。
母体合併症妊娠、産科合併症妊娠(個々の疾患に関してはご相談ください)
分娩時の在胎週数が34週以上で、出生児体重1800グラム以上。
※34週未満で分娩となる場合、分娩時に時の体重が1800g未満を予想される場合、出生時に児の集中管理が必要とされる場合は、総合周産期母子医療センター(水戸済生会総合病院)をご紹介します。
ロボット手術の詳細についてはこちら
妊婦健康診査について
妊婦健診を受診される方は、受診前に必ず自宅で体温を測定し、37℃以上の発熱がある場合には受診せず、電話でご相談ください。また、37.5℃以上の発熱が2日以上続く方、発熱がない場合でも咳、痰など風邪症状がある場合、新型コロナウイルスに感染したかご心配な方は直接受診せず、電話でご相談ください。
当院での妊婦健診の仕方について
2024年11月11日(月)より妊婦健診の際、夫(パートナー)の診察室への同席ができるようになります。但し、中待合室の座席の数には限りがございますので、患者さんにお譲り頂けますよう、ご協力をお願い致します。
里帰り分娩に関して
このたび、新型コロナウイルス感染症が5類に移行するに伴い、里帰り分娩に関して見直しをしました。里帰りを希望される場合は、特別な理由がない限り、妊娠30週から妊娠32週を目標に予約をとり受診をしてください。
新型コロナウイルス感染症が5類に変わったとしても、まだまだ予断を許しません。受診前の体調管理には十分気をつけて、何か変化がありましたら事前にご連絡ください。
<産科領域>
【分娩の方針】
【出生前診断外来について】
出生前診断をご希望の方は、妊婦健診時に担当医にお伝えください。
出生前診断外来でカウンセリングの上、ご希望の方に出生前診断の検査を行います。
どなたでも受けることができます。
特別な事情がない限り、夫(パートナー)の方とご一緒に受診してください。
夫(パートナー)が来院できない場合は、予約を受けることができません。
ご了承ください。
○当院で可能な出生前診断検査と費用
【里帰り分娩について】
妊娠30週から妊娠32週を目標に予約センターに電話を入れてください。受診の際は、現在受診されている医療施設からの紹介状を持参してください。また、当院と契約している市町村の補助券をお持ちの方は持参ください。前医の検査データーがある場合、当院で初期検査を改めて行うことはしませんが、不足がある場合には追加検査をする可能性があります。
<婦人科領域>
2024年11月1日より立ち会い出産を再開します。
夫(パートナー)と一緒に赤ちゃんの誕生という素晴らしい瞬間を迎えましょう。
産婦人科スタッフ一同がお手伝いさせていただきます。
ご協力をよろしくお願い申し上げます。
詳細は妊婦健診の際に、産婦人科外来までお問い合わせください。
主な診療実績は以下の通りです。
2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
---|---|---|---|---|---|
周産期 | |||||
総分娩数 | 290 |
317 |
524 |
563 |
504 |
経膣分娩 | 235 |
264 |
402 |
434 |
390 |
帝王切開数 | 55 |
53 |
122 |
129 |
114 |
多胎妊娠 | 2 |
3 |
2 |
3 |
8 |
流産手術 | 18 |
23 |
30 |
27 |
24 |
頸管縫縮術 | 4 |
2 |
5 |
2 |
4 |
異所性妊娠手術(腹腔鏡) | 3(3) |
7(7) |
5(5) |
7(7) |
2(2) |
婦人科 | |||||
子宮内膜全面掻爬 | 15 |
22 |
13 |
22 |
12 |
円錐切除術(レーザー蒸散含む) | 18 |
18 |
31 |
31 |
28 |
子宮鏡下手術 | 12 |
14 |
11 |
16 |
21 |
子宮全摘術(腹腔鏡・ロボット) | 49(14) |
56(20) |
67(24) |
77(39) |
83(52) |
子宮筋腫核出術(腹腔鏡) | 11(10) |
8(4) |
4(1) |
10(3) |
8(1) |
卵巣腫瘍摘出術(腹腔鏡) | 33(23) |
46(33) |
60(45) |
40(36) |
81(73) |
子宮悪性腫瘍手術(ロボット) | 20(12) |
28(13) |
23(10) |
38(14) |
49(14) |
卵巣悪性腫瘍手術 | 26 |
22 |
25 |
31 |
23 |
高野 克己 (主任医長)
1995年筑波大学医学専門学群卒。
日本産科婦人科学会指導医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医(腹腔鏡、子宮鏡、ロボット)、日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍指導医、日本臨床細胞学会細胞診専門医。
漆川 邦 (主任医長)
1998年筑波大学医学専門学群卒。
日本産科婦人科学会指導医、母体保護法指定医、日本周産期専門医。
田坂 暢祟 (主任医長)
2004年筑波大学医学群卒。
日本産科婦人科学会専門医、日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医。
本間 悠 (主任医長)
2012年東京慈恵会医科大学医学部卒。
日本産科婦人科学会専門医。
渡邉 久美子 (医長)
2014年信州大学医学部医学科卒。
日本産科婦人科学会専門医。
江幡 莉都 (医長)
2016年杏林大学医学部医学科卒。
日本産科婦人科学会専門医。
田村 大樹 (医員)
2018年秋田大学医学部医学科卒。
堀部 太希 (医員)
2019年筑波大学医学群卒。
所 理彩 (医員)
2020年宮崎大学医学部卒。
中谷 千尋 (医員)
2021年東京医科歯科大学医学部卒。
所 恭子(非常勤)
日本産科婦人科学会専門医。