当診療科では、近隣の医療機関等との連携を図るため、完全紹介予約制となっております。
受診の際は近隣医療機関の紹介状をお持ちの上、事前予約を行ってからの受診をお願いいたします。
白内障、緑内障、眼底疾患(網膜剥離、糖尿病網膜症、網膜中心静脈閉塞症、黄斑円孔、黄斑変性症、未熟児網膜症など)、ぶどう膜炎、視神経炎、屈折異常、斜視・弱視、眼瞼疾患、角・結膜疾患など。
白内障手術は、県北部の多数の医療施設からの紹介患者さんに対する施行例が多く、1泊2日の入院手術と日帰り手術で施行しています。小さな切開で行える超音波乳化吸引術と折り畳みレンズを用いた小切開自己閉鎖創手術を基本としています。
視能訓練士は3名常勤しており、眼科一般検査の他に斜視検査、動的視野検査、静的視野検査、ERG、VEP検査、色覚検査、光干渉断層計(OCT)、光干渉断層血管撮影等が随時検査可能です。
蛍光眼底造影検査は通常のフルオレスセイン螢光眼底検査の他に、インドシアニングリーン造影検査が可能で、デジタルカメラ撮影の為、撮影直後に検査結果の迅速な説明が可能です。
筑波大学附属病院関連病院として、重症疾患などでは筑波大学附属病院との密接な連携診療が可能となっています。
(1)外来
2023年の外来総患者数は6,618名、新患患者数は714名、紹介率は95.1%でした。
(2)入院
2023年の入院総患者数は633名でした。
(3)治療実績
2023年の手術室使用手術件数は612件(同時手術による重複例を含む)でした。術式別では白内障手術(水晶体再建手術)が505件、硝子体手術33件(硝子体茎顕微鏡下離断術と増殖性硝子体網膜症手術の合計)、緑内障手術15件、翼状片手術10件、その他49件でした。
板垣 秀夫(主任医長)
1992年筑波大学医学専門学群卒。日本眼科学会専門医。
平塚 健太郎(主任医長)
1998年筑波大学医学専門学群卒。日本眼科学会専門医。
木下 雄人(医員)
2014年筑波大学医学群卒。日本眼科学会専門医。
患者さん数が多く、外来では待ち時間が長い傾向にありご迷惑をおかけしています。外来診療の混乱を避け、適切な治療をお受けいただく為に、先ず患者さんの地域での医療機関を受診していただき、紹介状をお持ちになるようお願いいたします。
視力低下や飛蚊症、眼底疾患などが考えられる症状で受診された場合には散瞳下での眼底検査が必要となりますが、散瞳剤を点眼して眼底検査が出来るようになるまで30分から1時間を必要とします。時間の余裕を充分見て受診してください。また散瞳剤の効果は4〜5時間続きます。この間は、焦点が合わない、眩しいなどの症状のため自動車等の運転、細かい作業等は出来ませんので自ら運転しての自動車での来院は避けてください。