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日立総合病院

主とする対応疾患

造血器腫瘍(白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫など)、各種貧血(再生不良性貧血、鉄欠乏症・ビタミンB12欠乏症、葉酸欠乏症、自己免疫性溶血性貧血など)、特発性血小板減少性紫斑病、血友病などの凝固障害、血栓性疾患をはじめ、血液疾患全般。

科の特徴

県北部の血液疾患診療の要として、一般的な貧血から高度な化学療法や骨髄移植を必要とする疾患まで対応可能です。入院中の方の診療は、複数の医師のみならず、看護部、薬剤部、輸血部、検査部などと治療方針を頻繁に協議し合いチーム医療を行っています。また治療に際しては、患者さんに出来るだけ詳細に病状を説明しご理解いただいた上で、患者さんと御一緒に治療方針を決めさせていただいております。外来化学療法も積極的に行い、入院期間の短縮に努めております。退院された後でも不測の体調不良に速やかに対応可能な連絡網を準備しています。また、各種治験や、全国の大学病院・基幹病院などと種々の臨床研究も行っており、お気軽にお問い合わせください。

診療実績

2001年11月より造血幹細胞採取・移植を行っております。白血病に対する血縁者間同種移植、悪性リンパ腫に対する末梢血幹細胞移植、多発性骨髄腫に対するミニ移植など可能です。県北部の血液診療拠点病院として無菌室35床を設置しております。
・2023年の入院患者数:のべ594名

機器・設備など

無菌室、末梢血幹細胞採取装置、細胞表面形質分析器など。

救急診療体制

夜間、病院休診日でも血液内科専門医に連絡が取れる体制をとっており、常に血液疾患への対応が可能となっております。

スタッフ紹介

品川 篤司(しながわ あつし) (副院長 兼 主任医長)
1991年筑波大学医学専門学群卒。日本血液学会指導医、日本内科学会認定内科医、日本内科学会総合内科専門医、がん治療認定医機構認定医、医学博士。
主な専門領域は、無菌治療、造血器腫瘍の治療、造血幹細胞移植、出血と血栓傾向の診断・治療。

関 正則(せき まさのり) (主任医長)
1999年弘前大学医学部卒。
日本血液学会指導医、日本内科学会認定内科医、日本内科学会総合内科専門医、日本臨床腫瘍学会指導医、がん治療認定医機構認定医、日本造血・免疫細胞療法学会造血細胞移植認定医、日本リウマチ学会リウマチ指導医、日本医師会認定産業医、医学博士。

吉澤 有紀(よしざわ ゆき) (医員)
2017年筑波大学医学群卒。2024年4月より当院勤務。

海江田 拓実(かいえだ たくみ) (医員)
2021年筑波大学医学群卒。2024年4月より当院勤務。

受診される方へのメッセージ

患者さんを一番に据えた診療を心がけております。当院通院中の患者さんのみならず、他院におかかりの患者さんでも、何かございましたらいつでも御相談いただければ幸いです。セカンド・オピニオン外来も開設しています。