2018年3月9日(金)
3月9日(金)午後、渋沢小学校4年1組の教室にて児童たちによる総合学習の成果発表会がありました。
発表会に先立ち、5月〜12月の4年生行事及び総合学習でサポートした地元ボランティアメンバーとエコ村スタッフに招待状が届きました。招待状はそれぞれに特徴がありとても力の入った作品となっていました。当日は、ボランティア5名とエコ村スタッフ2名の合計7名で発表を聞きました。
届いた招待状
教室に案内してもらうと、室内は今回の発表のための設営がされていました。普段の学習時とは違う椅子の配置、発表用の大きな掲示物が8枚、教室全体が綺麗に飾り付けがされていました。プログラムが黒板に用意されており、児童たちみんなで一生懸命準備したことが分かるとても温かい雰囲気でした。
発表会のプログラム
司会の児童たちがプログラム進行をしていきました。
発表では、1枚の掲示物を3人〜4人で作成したようで、その内容を班ごと一人ずつが伝えてくれました。まず「目的」と「まとめ」から発表し、4年1組の総合学習の目的は「みんなが自然に触れること」で、それは達成できたそうです。さらには「みんなで諦めずに協力し合うことができた」との成果がまとめられていました。その後、田んぼ活動と野菜植えから収穫の活動の各工程に分け、着る服や使った道具、それぞれの工程でわかったことや気づきについて、ひとりひとりが順番に元気よく伝えてくれました。
発表の様子:稲刈りについて
発表の様子:脱穀について
児童たちからの歌のプレゼントでは、「はじめの一歩」を元気よく歌ってくれました。あとで担任の先生からお聞きしたところ、クラスのみんなの好きな曲をプレゼントしたいとのことで選ばれた一曲だったそうです。
感謝状と折り紙のお花の贈呈
ボランティア代表からの感想
その後、感謝状やひとりひとりからのメッセージが書かれた冊子、折り紙で作ったお花が送られました。
「エコ村の人たちから一言」の時には、代表してボランティア2名に感想を伝えてもらいました。 すべての活動をサポートした農業の名人は、目に涙を浮かべながら「みなさんが勉強したことが良くまとめられ感動し涙が出そうです。特に籾摺りの回転の速さの違いで籾を取っていることを強調して伝えていたので理解してくれているとわかりました。」もう1人のボランティアからは、「この活動が将来役立つことがあると思うので、良い体験になってくれたら嬉しい。」との感想がありました。
年間を通じて自然に触れた児童たちは、お米や野菜についての知識が広がり、さらにクラスの結束力も強くなったようで、とても有意義な体験となったようです。
写真やイラスト、内容によってはランキング形式と工夫を凝らし上手にまとめられてました
地元ボランティアたちも、発表を聞き、また手作りのプレゼントを受け取り、とても感激した様子でした。
今回携わった全員にとってよい経験となり、最後まで無事に実施できて、エコ村スタッフも、とても良かったとうれしく思うのでした。
頂いた感謝状とメッセージ冊子
【活動ダイジェスト】田んぼ活動(田植え、草取り、稲刈り、脱穀)、冬野菜の植付け&収穫体験