2017年3月7日(火)
しぶさわこども園の年少園児97名がシイタケの植菌体験をしました。
これまでシイタケの植菌はエコ村で行っており、しぶさわこども園の年少園児がエコ村まで来ていましたが、今回はエコ村のスタッフがこども園に出かけての実施となりました。
シイタケが成長したホダ木
副園長先生もホダ木の穴あけ準備を積極的に手伝ってくださいました
まずはじめにエコ村村長からはじまりの挨拶があり、そのあとにシイタケ植えの名人から、シイタケの成長についてお話がありました。
シイタケが成長したホダ木をエコ村から持参して園児たちに見てもらいながら、種や苗ではなく菌が成長してシイタケになることや、里山に多くみられるクヌギやコナラが最適なホダ木の原木であることを学びました。
そして、菌の打ち込み方を教えてもらったら、いよいよ菌打ちです。
ホダ木はコナラの木を20本用意しました。
1本の木に6人から7人が集まり1人が1コマを打ち付けたら交代していき、1人4コマから5コマ、木槌を使ってみんな上手にシイタケ菌を植え付けることが出来ました。
園庭での菌打ちの様子。オレンジ色の帽子の子は来年体験する園児たち
今回はこども園での実施だったので、昨年、エコ村に来た年長園児が「昨年やったよ!」と近くに来たり、3歳児の園児が興味津々で見学する姿があり、いつもとは違った雰囲気でした。
ホダ木にシイタケ菌を打ち込みました
シイタケの収穫体験も。大きなシイタケは園児の顔と同じぐらいありました
最後は2月3月生まれの園児たちがエコ村から持参したホダ木から成長したシイタケの収穫をしました。いくつかは園児の顔と同じぐらいの大きさに成長していて収穫するのも一苦労でした。収穫したシイタケは後日、給食の汁物に入れて食べるそうです。
今回、菌打ちをしたホダ木はこども園で成長を見守ることになりました。園児たちとともにシイタケもすくすく育ってくれることを願っています。