2016年3月8日(火)
秦野市のご協力のもと、エコ村で「新鳥獣害対策ソリューション」による鳥獣害対策の実証実験を開始しました。
「新鳥獣害対策ソリューション」は、北海道日立システムズが提供するソリューションで、近づく鳥獣をセンサーで感知し、高輝度なLEDの点滅発光とスピーカーから発せらせる威嚇音によって、シカやクマ、イノシシなどの鳥獣を忌避させます。同時に、センサーと連動したカメラで鳥獣の映像を録画し、関係者へメール送付するといったサービスです。
設置の様子
林と草地の間に設置しました
気候変動や里山の手入れ不足などによる環境変化で、山林や田畑において、鳥獣による被害が増加しています。実はエコ村でも、開村当時に比べ、山からイノシシが下りてきて農作物や小動物のすみかを荒らすようになっています。 そこで、本ソリューションをエコ村において実証・検証することで、村の生態系保全へ活用するとともに、ソリューションへのフィードバックを行います。
センサーカメラからみた映像
人と自然がバランスよく共存できる社会をめざして、センサーやカメラなどのIoTを活用した鳥獣害対策に取り組んでいきます。