ディスクの低価格化やネットワークの高速化により扱うデータは大容量化し、また、昨今のシステム統合やセンタ集約により、1システムで扱うデータ総量は著しく増加しています。
これにより、記録用磁気テープの巻数が増えることはもちろん、処理時間の増加、媒体管理の煩雑化など、テープ運用、管理にかかるコストは肥大化の一途をたどっています。
日立は既存のジョブ、アプリケーションを変更することなく、これらの問題を解決する方法として、『仮想テープライブラリサービス
DMFVTLS(Data Management Facility Virtual Tape Library Support for
Storage Service)』を提供いたします。
DMFVTLSは、磁気テープライブラリ装置や外付け磁気テープ装置の代わりに、磁気ディスクで構成する記憶プールに割り当てた仮想的なテープボリュームに対して、磁気テープ装置の入出力をエミュレートする機能を提供します。