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大型オペレーティングシステムVOS3では、階層的に位置づけられた性能・価格の異なるハードウェア群をより効果的に利用し、かつストレージシステムの大容量・高性能・高信頼性を実現するために新たなデータ管理体系( DMFVSSDMFHSSDMFVTLSDMFOPDSDMFAF )を中心にデータを統合的かつ効率的に管理できるストレージ管理ソフトウェア群「DMFISM」を用意しています。

DMFISMは、高性能、大容量で、高付加価値ソリューションを提供する日立ディスクアレイシステムと連携し、既存資産を有効活用しながら、重要度に応じたデータ配置の最適化を実現します。また、アーカイブデータ/バックアップデータを格納するニアラインストレージとしても利用できるストレージ管理基盤を提供します。

統合ストレージ管理システム DMFISM DMFAFの詳細へ DMFVTLSの詳細へ DMFHSSの詳細へ WDCP/ESの詳細へ WDCP/ES Staticizerの詳細へ DMFVSSの詳細へ DMFOPDSの詳細へ

DMFAF

記憶プールの導入により、スペース不足の削減、および最適なデータセットの配置を自動化でき、大容量プロセッサメモリを利用してデータアクセスを高速化できます。

DMFVTLS

仮想的なテープライブラリ装置をエミュレーションし、磁気ディスク上にデータを配置することにより、従来の運用を変えることなく、テープ媒体管理コストの低減、バッチジョブの高速化を実現します。

DMFOPDS

オープンシステムで利用されている既存のSCSI接続機器をVOS3の周辺装置として接続する機能を提供します。さまざまな業務での運用に選択肢を広げられます。

DMFHSS

アーカイブ、リコール、自動バックアップ、リストアなどの階層化したストレージの容易な運用を対話操作、またはバッチジョブとして実行できます。

DMFVSS

ディスクの高速ダンプ、リストア、ディスクスペースの再編成、リモートコピー機能などのボリュームの運用、管理、および保守作業を、対話操作、またはバッチジョブとして実行できます。

WDCP/ES

ディスクボリュームを二重書きし、ディスク障害が発生しても障害の発生したディスクボリュームだけシステムから切り離して継続して運用することができます。

WDCP/ES Staticizer

二重書きボリュームの副装置を一時的に更新禁止にする(これを静止化と呼ぶ)ことによって、オンライン業務や一括更新処理などの更新系ジョブと、バックアップなどの参照系ジョブとの並列実行を実現します。