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Hitachi

プラットフォームソフトウェア

ネットビジネスで更に重要度が増している24時間365日のノンストップサービスを実現するため、XDM/RD E2では、VOS3とXDMの連携、XDM/DCCM3とXDM/RDの連携により、オンラインサービス中に並行してメンテナンスやバッチ処理を実行できる機能をご提供しています。

オンライン中のデータベース静止化

SANRISEシリーズのペアボリューム作成機能(MRCF)やその他のソフトウェアミラー化機能(WDCP)で二重化している論理ボリュームをある時点で静止化させ(静止化のタイミングでメモリ上の内容をディスクに強制出力する)、切り離しをWDCP/ES Staticizerと連携して制御します。静止化した時点で、正側のデータベースと副側のデータベース(レプリカDB)の内容の整合性が取れているため、オンライン業務を止めることなく、次のような運用ができます。

  • 更新系オンラインと参照系バッチの並行運用
  • 参照系オンラインと更新系バッチの並行運用

オンライン中のデータベース静止化イメージ

オンライン中のデータベース再編成 / データロード

長い期間データベースを運用していくと、レコードの追加と削除が繰り返された結果、格納効率が低下してアクセス速度が遅くなります。この状態はデータベースを再編成することで解消しますが、再編成する場合には、稼動中のオンライン業務を停止する必要があり、運用上の負荷がかかります。
データベース静止化機能を使用すると、切り離した副側のデータベース(レプリカDB)で再編成を実行できるため、オンライン業務を続行したままでデータベースを再編成でき、運用上の負荷を軽減できます。また、データベース静止化機能を使用し、副側のデータベースで大量データの追加ロードを行い、追加したデータをオンラインで使用するという運用もできます。

オンライン中のデータベース再編成 / データロードイメージ

オンライン(更新業務)中のデータベースコンパクション

データベースを運用していくと、レコード(行)削除により、ページ内に不連続な空き領域が生じます。
データベースコンパクションユティリティを使用すると、オンライン業務を続行しながら、データベース中の不連続な空き領域を詰め替えて、未使用のページを解放できます。

オンライン(更新業務)中のデータベースコンパクションイメージ