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Hitachi

プラットフォームソフトウェア

XDM/RD E2はさまざまな分野で適用され、その性能および信頼性を発揮しています。ここでは、主な適用ケースをご紹介します。

適用ケース1:自治体租税管理(サーバ統合)

サーバ統合により信頼性・性能向上、TCO削減。

自治体租税管理イメージ

DATA
業種 公共
システム 租税管理システム
業務 租税管理
システム概要 CPU:MP5800/210
DB数:80表
最大件数:350万件
トラフィック:25,000件/時間
構成 既存の税務管理オンライン(課税から収納に至る納税管理業務)は、XDM/SD E2を使用。
滞納整理システムをXDM/RD E2で稼動。
UAPからXDM/RD E2へのアクセスは、Database Connection Server、DBPARTNERを使用する。
特徴 PowerBuilder+Oracleで稼動していたシステムをXDM/RD E2に移植。
既存のオンライン業務と合わせて、DBをメインフレームで一元管理。
状況 2000/7より本番稼動。

適用ケース2:銀行統合顧客システム(メインフレームDBサーバ)

DBを高信頼なメインフレームに統合。DBを一元管理することでTCO削減。

銀行統合顧客システムイメージ

DATA
業種 銀行
システム 統合顧客システム
業務 顧客管理、契約管理
システム概要 CPU:MP5600/120EX 2台
DB数:100表(200GB)
最大件数:3,000万件
トラフィック:100,000件/時間
構成 各部門サーバに散在している顧客データをHiRDB on XDMで一元管理。
各種チャネルでの新規業務は、APサーバで実行する。
HiRDB on XDMとAPサーバの間はHiRDBのインタフェースを使用。
特徴 信頼性を重視する顧客データにXDM/RD E2を使用し、新規業務はAPサーバ(UNIX)で柔軟性を確保。
HiRDBクライアント接続、24時間稼動。
状況 2002/1より本番稼動。

適用ケース3:通信会社大規模基幹システム(メインフレームとUNIXサーバのデータ連携)

オンライン系はHiRDBパラレルサーバを適用してスケーラビリティを確保。バッチ系は大量データ処理で優位なメインフレームを採用。

通信会社大規模基幹システムイメージ

DATA
業種 通信関連
システム 新顧客システム
業務 顧客管理(マイライン等)、通話明細、料金計算
システム概要 <HiRDB側>
DB数:600表(1.4TB)
最大件数:2億件
オンライントランザクション:10万件/時間(設計想定値:15万件/時間)
<XDM/RD側>
DB数:870表(8TB)
最大件数:24億件
構成 HiRDB(パラレル)とOpenTP1で構成、メインフレームの料金システムと連携。
JP1とHOPSSにより運用を一元管理。
24時間運転。
特徴 <HiRDB側>
MC/Service Guirdで系切り替えによる高信頼サーバ構成。
HiRDB Datareplicatorによる高速データ連携。
<XDM/RD E2側>
1,400万顧客、1日2,000万件を超す大量のデータ更新。
状況 2000/7より本番稼動。マイラインもサービスイン。

適用ケース4:官公庁大規模基幹システム(DB静止化適用)

DB静止化により二重化DBの片系を、月締め状態を維持してバッチ処理を運用(オンライン処理と平行運用)。バッチ処理時間がオンラインサービスに影響を与えないシステムを実現。

官公庁大規模基幹システムイメージ

DATA
業種 公共
システム 大規模オンラインシステム
業務 記録管理(給付系)
システム概要 CPU:MP5800/420 2台、MP5800/220
DB数:200表(3TB)
最大件数:4,300万件
トラフィック:200,000件/時間
構成 2台のXDM/RD E2をホットスタンバイ構成、DBを二重化する構成。
DB静止化機能により、正側でオンライン業務を、副側でバッチ業務を実施する。
24時間運転。
特徴 オンライントラフィック大。
大規模基幹系システムでオンライン業務をストップさせないでバッチ業務を実施する。
状況 1996/6より本番稼動。

適用ケース5:証券管理システム(Cosminexus連携)

豊富な機能を提供するCosminexusとメインフレームDBを連携することで拡張性の高い堅牢な3階層システムを実現。

証券管理システムイメージ

DATA
業種 証券業務
システム 証券管理システム
業務 証券取引、照会
システム概要 DB数:640表(350GB)
最大件数:1,600万件
構成 Cosminexusをアプリケーションサーバにした3階層システムを構築。
特徴 信頼性を重視するバックエンドにXDM/RD E2を使用し、Webフロントを構築基盤とするCosminexusを使用することで高い拡張性と生産性を確保する。
状況 2004/5より本番稼動。

適用ケース6:損害保険基幹システム(XDMセキュリティ監査機能の適用)

現行システムにXDMセキュリティ監査機能を新たに適用。

損害保険基幹システムイメージ

DATA
業種 損害保険
システム 損害保険基幹システム
業務 損害保険に関する基幹業務
システム概要 CPU:AP8000/215RB
DB数:770表
総件数:2億4千万件
トラフィック:60,000件/時間
構成 マルチXDM/RD E2システムによる構成。
特徴 業務ごとにXDM/RD E2を分けて使用。
各XDM/RD E2に監査対象を設定して、必要な監査証跡だけを取得。
状況 現行システムに新たに適用。
2005/5より本番稼動。