XDM/RD E2のセールスポイントは、高い信頼性と、オープン環境との親和性、機能拡張への積極的な取り組み、またそれらを実現するための技術力、サポート体制です。
1989年のファーストリリース以来、金融、公共、産業など業種を問わず、大規模なミッションクリティカルシステムの中核として多くの実績を上げてきました。
これに加え、オープン環境から利用するための豊富なアクセス手段のご提供、HiRDBを始めとする各種データベースとのシームレスな連携の強化、SQL標準化動向に沿った機能の強化などにより、オープン環境との親和性を高めています。
また、XDM/RD E2は自社・国内開発である点を活かし、お客様からのご要望を積極的に取り込むとともに、きめ細かなサポートを実施しております。
ノンストップサービスを実現するための機能、オープン環境との連携、標準SQL準拠を中心に、運用性やセキュリティ関連の機能、性能向上のための機能などについて、幅広く機能強化を行なっています。
HiRDB on XDMは、HiRDB共通API機能(HiRDBクライアント接続機能およびHiRDB互換SQL機能)を実現するXDM/RD E2、XDM/Library for HiRDB、Database Connection Server等の関連プログラムプロダクトの総称名です。
次のプログラムプロダクトが含まれます。
HiRDBやOracleとデータ連携することが可能です。
データレプリケーションは、XDM/RD E2と、HiRDBまたはOracleとの双方向のレプリケーションが可能です。また、HiRDBやOracle上のDBをXDM/RD E2にマッピングしてXDM/RD E2から操作する外部表アクセス機能を利用することもできます。
利用できます。
Database Connection Serverと連携して、ODBC接続、JDBC接続などをサポートしていますので、これらのインタフェースを利用したプログラムやサーバサイドスクリプトからXDM/RD E2にアクセスすることができます。
ODBC接続するために必要なプログラムプロダクトは、OS、ネットワーク系のプログラムプロダクトに加えて、次のプログラムプロダクトが必要です。
既存のDBやUAPの作り直しは必要ありません。
互換性を保持していますので、そのままお使い頂けます。
UAPごとの処理時間、I/O回数、表へのアクセス回数等の稼動情報を解析するユティリティや、SQLごとの処理時間やデータベースへのアクセス方法(使用するインデクス等)を解析するユティリティを標準でご提供しています。
RDエリアの容量を後から拡張するには、次の2つの方法があります。
可能です。
データベース機密保護機能を使って、表ごとにアクセス権を設定できます。
データベース機密保護機能には、TRUST E2を使う場合とXDM/RD利用者管理機能を使う場合の2種類があり、どちらを使っても実現できます。
データの改ざん防止は、改ざん防止機能を利用することで実現できます。
改ざん防止機能とは、特定の表についてのデータの更新・削除を禁止して、追加だけを可能とする機能です。
表の所有者を含めたすべてのユーザは、改ざん防止表に一度格納したデータを更新・削除できません。そのため、人為的なミスや不正データ操作から重要なデータを守ることができます。
誰がどの情報にいつアクセスしたかの追跡調査には、XDMセキュリティ監査機能が有効です。
XDMセキュリティ監査機能を使用すると、XDM/RD E2にアクセスすることによって生じるさまざまなイベントがロギングされます。取得したログはXDM/RD E2の表(監査証跡表)として利用できますので、SQL文を使ったさまざまな条件での追跡調査が可能です。
HiRDBとXDM/RD E2では、SQLレベルで互換性があります。*
HiRDBクライアント接続機能を利用すると、HiRDBプログラムから接続先のDBサーバを変更するだけでHiRDBに接続したり、XDM/RD E2に接続したりできます。