余剰リソースを削減しCS*1やROI*2を向上。仮想化は、ビジネス価値と競争力を高めます。
これまで各業務システムの性能を保つためには、ピーク時にも対応できる数のCPUを搭載したサーバを採用するのが当たり前でした。
また、業務システムが求めるチューニングによる性能向上や信頼性を確保するために、採用したOS、ミドルウェアといったソフトウェアにパッチが適用され、最適化が図られてきました。
競争の激しい今日、現場では更なるROI向上が求められています。また、これまでの単なるサーバの寄せ集めによる管理性、環境の保全といった面での課題も取り上げられています。
システム・リソースの有効活用によるコスト削減や、運用効率の向上に対するニーズが高まり、サーバ仮想化技術は市場で最も注目されている技術といえます。
仮想化を実現するプロダクト群には、次のものがあります。
「Workload Manager」は、目標に性能を近づけるようCPUリソース等の動的な再配分を自動的に実行する製品です。
「Global Workload Manager」は、複数のワークロードを集中管理し、リソースを自動的に配分する製品です。
「Process Resource Manager」は、各プロセスが使用するリソースの量を制御する製品です。
「vPars and Integrity VM」は、Integrity Virtual MachinesにVirtual Partitionsが統合された製品です。パーティショニングの方法として、論理パーティションもしくは仮想マシンのどちかを選択できます。
「Virtual Partitions」は、1つのハードウェアまたはハードウェア・パーティション上で複数のOS環境を構築する製品です。
「Integrity Virtual Machines」は、IPFサーバをソフトウェアで再現する、フル・バーチャルマシン製品です。
「Capacity Advisor」は、仮想化環境のキャパシティや配分の予測をサポートする、構築支援製品です。
「Virtualization Manager」は、複雑な仮想化環境の監視や管理をシームレスに行う製品です。