Virtual Partitions(以下:vPars)は、ひとつのハードウェアまたはハードウェア・パーティション(以下:nPartitions)上で複数のOS環境を構築することができる「論理パーティション」で、システムの効率的な利用を実現する製品です。
vParsは、最小1CPU単位で単一サーバまたはnPartitionsを複数のパーティションに分割することができます。
パーティション作成後も、パーティションに割り当てるハードウェアリソースの構成変更が可能で、さらにパフォーマンス・オーバヘッドがほとんどありません。
各パーティションはOS(カーネル)レベルで完全に分離されているため、他のパーティションに影響を与えることなく個々のパーティションの再設定やリブートが可能です。
また、Process Resource Manager、Workload Manager、Global Workload Managerを使ったリソース管理や、Serviceguardによるクラスタ構成を組むことにより、可用性を高めることが可能です。
ハードウェア・パーティション(nPartitions)についての詳細は、日立アドバンストサーバ HA8500 Seriesのページをご参照ください。