企業の経営資源であるデータを安心して活用できる、
高稼働率のストレージシステムを実現します。
情報ライフラインを支えるミッションクリティカルサーバは、高可用システムであることが求められています。EP8000シリーズでは、高性能・大容量な日立ディスクアレイサブシステムとの連携を強化し、企業の情報システムのデータを安心して活用できる高信頼ストレージシステムを実現します。
サーバとストレージをつなぐFCアダプタはシステムのメインパスであり、障害発生時には迅速な原因究明が必要です。そこで、FCアダプタの各種エラートレース情報の採取機能を強化。また、日立ディスクアレイサブシステムドライバにおいても障害情報の採取機能を強化しています。これらの機能の組み合わせにより、PCI障害、ハードウェア障害、FCパス障害などさまざまな障害原因究明を迅速に行います。
日立ディスクアレイサブシステムをブートディスクとして接続し、RAID構成によるシステムディスクの高信頼化を実現。また、日立ディスクアレイサブシステムに搭載されている高性能ディスクキャッシュ機能により、入出力レスポンスを高速化します。
日立ディスクアレイサブシステムドライバは、標準状態でも日立ディスクアレイサブシステムの性能を十分に引き出す設定となっており、業務に合わせた適切なチューニングも行えます。業務内容に即したさまざまな入出力監視を可能にするとともに、障害情報の採取機能を強化し、保守性の向上と迅速なサポートを実現しています。
サーバとストレージ間のデータ入出力のロードバランスを行うJP1/HDLMにより、FC パスのアクセス性能を最大限に引き出します。さらに、FC パスの障害情報を自動的に検出し、FCパスの縮退運転を行うことで、ストレージの高可用化を実現します。