最新のPower10プロセッサを搭載したミッドレンジモデルおよびエントリーモデルをラインアップに追加
<2022年10月>
最新のPower10プロセッサを搭載した、ミッドレンジモデル「EP8000 E1050」およびエントリーモデル「EP8000 S1024」「EP8000 S1014」をラインアップに追加しました。
EP8000シリーズは、小規模業務から大規模業務および基幹業務まで、多様なニーズに応えるモデルを揃えています。
専用線や公衆回線などのレガシー回線への接続
回線切替装置による可用性の向上
1チップに15コアを搭載した超高性能の最新プロセッサ
1チップに12コアを搭載した高性能プロセッサ
1チップに12コアを搭載した高性能プロセッサ
1チップに8コアを搭載した高性能プロセッサ
性能および信頼性に優れたPower6プロセッサ
CPUにはレベル1キャッシュ、レベル2キャッシュ、レベル3キャッシュ、メモリーにはECC 機能を装備し、1ビットエラーの訂正、2ビットエラーの検出が可能です。また、ハードウェアがバックグラウンドでメモリーの読み出しを実行し、訂正可能なエラーの有無をチェック。これにより、1ビットエラーを事前に訂正、2ビットエラーの発生を未然に防ぐことができます。
ECC:Error Check and Correct
プロセッサあるいはレベル2 キャッシュのエラーが一定回数を超えると、そのプロセッサを停止し、実行されていた処理は他のプロセッサに割り当てられます。また、次回リブート時には当該プロセッサを構成から自動的に外します。
電源および冷却ファンは冗長構成となっており、ホットスワップが可能です。また、PCIスロットはPCI-X準拠またはPCI Express準拠でホットスワップに対応しており、PCIアダプタをシステムの電源を落とすことなく、追加・交換することができます。
PCI:Peripheral Component Interconnect
Power10/Power9/Power8/Power7/Power6プロセッサには、プロセッサの内部状態を毎サイクル保存するリカバリユニットを実装しています。このユニットにより、プロセッサの内部状態に異常が生じたとき、すぐに異常前の状態に復帰させることができます。一時的な障害であれば命令の再実行によって障害は消滅します。また、ハード的な障害であったときには、他のプロセッサに処理を移行してそのまま動作を継続します。この機能により、プロセッサ障害による動作停止のほとんどを防ぐことができます。