このようなことでお悩みではありませんか?
サーバの台数がどんどん増えてしまっているけど、減らせないのだろうか?
CPUをもっと有効に使えないのだろうか?
EP8000の仮想化技術を使えば
お悩み症例1
サーバの台数が多い。台数を減らして、管理コストや電力を削減、スペースも縮小したい!
サーバを論理的に分割する技術であるLPAR(Logical PARtitioning)機能を利用すれば1台のサーバを複数の仮想的なサーバに分割することができます。分割してできた区画(LPAR)にはCPU・メモリ・PCIスロットの各ハードウェアリソースを割り当てることができ、各LPARごとにOSが稼働します。これにより複数のサーバを1台のサーバに集約することが可能です。例えば、6CPUのサーバでLPARを6つ作成(1LPARに1CPU)した場合、6台のサーバが1台に集約されるイメージです。
また、現在ではCPUあたりの処理能力が大幅に向上しているため、CPUをさらに分割することでより効率的なCPU利用が可能になります。このCPUの分割を可能にするのがマイクロパーティショニングという仮想化技術です。
マイクロパーティショニングは、最小0.05CPU*1からパーティションに割り当てることができ、0.01CPU単位で分割することができます。
お悩み症例2
業務ごとにサーバを設けているが、CPUの利用率が低くもったいない。空いているリソースを有効に使いたい!
マイクロパーティショニング機能は、CPU分割を可能にするだけではなく、CPUリソースをパーティションの負荷に応じて自動的に割り当てる機能も有しています。
これによりCPUを効率的に使用することが可能です。負荷の高いパーティションにCPUリソースを自動的に割り当て、負荷が低減したパーティションからはCPUリソースを自動回収します。必要なときに、必要なところへ適切にCPUが割り当てられるので、無駄にCPUが割り当てられたままとなることがありません。そのため、より少ないCPUで業務をこなすことが可能です。
時間帯によって負荷に差があり、CPUが使用されていない時間が多く、全体としてCPU利用率が低くなっている。
CPUリソースプールから自動でCPUがパーティションに割り当てられるため、CPUリソースを効率的に使用可能。仮想化機能を使用しない場合よりもCPU数を抑えることができる。
* 上記の図は、イメージです。実測データに基づくものではありません。
Virtual I/O Server
専用LPARに割り当てたイーサネットアダプター、ファイバーチャネルアダプター、ディスクドライブなどを仮想化し、複数のLPARから共有して使用することを可能にする機能です。
Virtual I/O Serverにより、アダプター、ディスクドライブの削減が可能となります。
Live Partition Mobility
稼働中のLPARを、稼働を止めることなく別サーバに移動させる機能です。
Live Partition Mobilityにより、業務を止めずに保守が可能となります。
Active Memory Sharing
共有メモリプール内の複数のLPAR間でメモリを共有する機能です。
各LPARのメモリは、稼働状況に応じて必要分が動的に割り当てられるため、ピーク時に備えたメモリ容量をLPAR毎に割り当てる必要はありません。
Active Memory Sharingにより、メモリ容量の削減が可能となります。
Active Memory Expansion
メモリ上のアクセスが少ない領域を圧縮して利用可能なメモリ容量を拡張する機能です。
Active Memory Expansionにより、各LPARは物理メモリ容量以上のメモリ空間の使用が可能となります。