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MOVE FORWARD 原子力プロジェクトマネージャーとしてゴールをめざす
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原子力プロジェクトマネージャーとして
ゴールをめざす

〜東日本大震災を経験し、エネルギーの大切さを実感。
新型炉・軽水炉の開発に挑む〜
原子力国際技術本部 原子力海外技術部 / プロジェクトマネジメント / 倉持 佳弘

ワンチームとなって課題を
解決できたとき、達成感があります。

現在開発中の小型軽水炉(BWRX-300)のプロジェクトマネジメントを担当しています。この新型炉は米国の姉妹会社と共同開発を行っているもので、海外での建設計画に沿って許認可手続き、機器設計、製作などを進めているところです。新型炉開発は大きな原子力プロジェクトであるため分野ごとチームに分かれて取り組んでおり、私は改良型制御棒駆動機構の製作を管理しています。

新型炉が建設を完了し、無事に稼働するというゴールをめざして、自分のかかわる原子力プロジェクト全体を俯瞰(ふかん)して工程や人員、コスト、必要な資源などを管理することがプロジェクトマネージャーの役割です。そのためには、お客さま、社内の設計、製造、品質保障などの各部署の関係者が同じ方向を向けるよう全体をまとめることが求められます。自分がお客さまと社内との調整役となることで、立場の異なる方々がワンチームとなって一つ一つの課題に取り組み、解決できたときには達成感があります。

相手の話に耳を傾け、
相手の立場で考えることを大切に。

2013年に入社した当初は、国内原子力発電所の再稼働に向け、耐震性を強化するための設備の設計に従事していました。その後、海外技術部に異動となり、2019年1月から半年ほど研修員として南アフリカの火力発電所プロジェクトに参加した経験もあります。
国内外の方々と共に働くなかで学んだのは、海外、国内にかかわらず、相手の話にきちんと耳を傾けること、リスペクトをもって接することの大切さです。その積み重ねによって信頼関係を築くことができ、仕事も進めやすくなります。

さまざまな立場の方々を一つにまとめるには、相手の立場に立って考えることも大切です。お客さまと社内の意見が一致せず、すり合わせや妥協点を探る必要があるときには、まずはお客さまの視点で物事を見て、どのような提案なら受け入れていただけるかを考えるようにしています。また、お客さまだけでなく社内に対しても、提案や依頼をする際には、そのねらいや背景もきちんと伝えるよう心がけています。

「一緒に仕事をしたい」と思われる
ビジネスパーソンになりたい。

現在の業務は新型炉の開発案件であるため、不確実性と向き合いながら仕事を進めています。そのなかで仕事に対する姿勢も変化してきました。以前は、耐震設計に携わっていたこともあり、時間をかけて完璧なものを提示するという仕事の進め方をしていましたが、完璧ではなくとも早めに周囲と共有し、一緒に協議しつつ軌道修正をかけて仕上げていくという柔軟な考え方があることも学びました。不確実性の時代と言われるなかでは、このような経験が今後の仕事に生かせるのではないかと考えています。

そして将来は「倉持と一緒に仕事をしたい」と周囲から思われるようなビジネスパーソンになることが目標です。そのために、一つ一つの仕事に手を抜かず、信頼をコツコツ積み重ねていくとともに、研さんを積み、より大きなプロジェクトを任せていただけるようになりたいと思っています。

技術分野が多岐にわたる原子力発電。
多様なバッググラウンドが生かせるはずです。

私は学生時代に茨城県の実家に帰省していたとき東日本大震災に遭いました。もともとエネルギー分野に関心があったのですが、数日間の停電なども経験したことでエネルギーの大切さにあらためて気づかされ、日立に入社しました。

原子力発電システムは、エネルギーの安定供給にもカーボンニュートラルの実現にも貢献できる、社会的意義の高い技術です。技術分野が多岐にわたり、事業を推進する上でのステークホルダーも多いため、原子力は専門外という方でもこれまでの経験、バックグラウンドを必ずどこかで生かせるはずです。特に新型炉の開発プロジェクトでは、多様な技術者が協力し合うことが不可欠です。

私の周りには、知識が豊富で洞察力にも優れ、人間的にも尊敬できる人ばかりです。誰かが困ったときは手を差し伸べて助け合う、そんな人々に助けられながら仕事をしています。また日立にはボトムアップの文化があり、私自身もそうでしたが、入社間もない頃から意見に耳を傾けてくれました。若手の挑戦も後押ししてくれ、成長の機会にも恵まれています。

日立グループはグローバル化を進め、さらなる飛躍に向けた変革に取り組んでいます。変化や新しいことへのチャレンジを楽しめる方は、きっとここでの仕事を楽しめると思います。

My day off

キャンプを本格的に
始めてみたいと思っています。

2人の子どもが遊び盛りなので、公園などで走り回って遊ぶことが多いですね。一緒にミニマラソンに参加したこともあって、自分にとってもいい運動になっています。
また先日、部の先輩とキャンプに行き、アウトドアの楽しさと気持ちよさを知りました。子どもたちにも大好評で、ちょっとブームには乗り遅れていますが、これからキャンプを本格的に始めてみたいと思っているところです。

Profile

原子力国際技術本部 原子力海外技術部 / プロジェクトマネジメント
倉持 佳弘さん

2013年に新卒で日立製作所へ入社。国内原子力発電所の再稼働に向けた耐震設計や、英国原子力発電所建設プロジェクトマネジメントを担当。2019年、南アフリカの子会社に出向し、火力発電所建設プロジェクトにおけるサプライヤへの求償を担当。2019年、日立に戻り、原子力事業会社に兼務出向し、現在は海外関連会社と共同開発をしている小型軽水炉BWRX-300のプロジェクトマネジメントに従事。