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MOVE FORWARD 多様性を生かしたチームワークで障壁の先へ
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多様性を生かしたチームワークで障壁の先へ

〜多文化のバックグラウンドを生かし、
原子炉の技術革新とグローバルな事業の発展に貢献したい〜
原子力生産本部 原子力計画部 / 設計 / ポボルニー アントニーン

原子力発電システムに革命をもたらす
仕事に、充実感を味わっています。

私は熱流体力学の専門知識を生かし、小型軽水炉(BWRX-300)の原子炉システム設計に携わっています。この新型炉は、米国の姉妹会社がグリッドスケール(※)の小型軽水炉としては北米で初めて電力会社と技術提供契約を結び、私たちと共同で開発しているものです。現在、国内外のグローバルな開発チームメンバーと協力しながら取り組んだ原子炉の設計がほとんど確定し、製造と建設が始まっています。
原子力発電は発電時に二酸化炭素を排出しないだけでなく、天然ガス、リチウムやレアアースなどのような獲得競争の激しい資源に依存しないため、平和的な脱炭素化を可能にします。私たちが開発している小型軽水炉には、原子力発電システムに革命をもたらす可能性があります。

技術で社会に貢献するという日立のミッションに私は強く共鳴しています。自分の専門知識と能力を活用して原子炉の安全性と競争力を向上させ、多文化な環境の中でよりよい世界の実現に貢献するという仕事に、充実感を味わいながら取り組んでいます。

(※)グリッドスケール:大規模な送配電系統に接続し電力供給できるエネルギーシステムを指す言葉。

先進的原子炉の導入について学ぶため、
日本に留学。

私はチェコ共和国出身で、現地の大学で熱流体力学を研究し学士号を取得しました。修士課程のとき1年間交換留学生として日本で学び、博士課程で文部科学省の奨学金留学生として再び日本に戻り、博士号を取得しました。

私が日本に来ることを選んだのは、まず海外で経験を積んでみたいという思いがあったからです。また私の学生時代、西側諸国では主に建設コストの問題から原子力発電所の建設が滞っていましたが、そのなかでも先進的原子炉の導入に成功したプロジェクトは日本のABWRしかありませんでした。そこで日本で先進的原子炉の社会実装を成功させる方法を学ぶために留学し、博士号取得後に日立に就職しました。

学生時代には、世界のさまざまな国から来た学生と一緒に学んでいました。その多言語、多文化の経験は、現在、異なる視点でものごとを見て、他の人には見えにくい問題を特定したり、アイデアを考え出したりすることにつながっています。

日々の仕事では
率直なコミュニケーションを大切に。

ヨーロッパ出身という文化的バックグラウンドに加えて日本文化を理解していることは、北米のチームと協力する際に、効率的かつ効果的なコミュニケーションに役立っていると感じます。

また日々の仕事では、同僚とのコミュニケーションも重視しています。仕事を進めるうえで重要なのは、まず目標を明確にし、それに向けてチームのメンバーと協力することです。お互いがサポートし合いながら同じ目標に向かうためには、できるだけ本音で、率直に話すことが大切だと考えています。幸いなことに私の周囲も同じ考えを持っているため、いい雰囲気のなかで前向きに仕事に打ち込めています。 そのような環境で自分の力を発揮することにより、私はキャリアを通じて日立の原子力事業がグローバルに成長することに貢献したいと考えています。

脱炭素やエネルギー貧困の解決に
貢献したい方に、日立は最適な場所。

「和・誠・開拓者精神」という日立の価値観は、多様性に富んだ多文化組織に最適であると思います。すべての意見を尊重し、誠実な心で異なる文化間の潜在的な障壁を乗り越え、開拓者精神と技術によって社会に貢献するという情熱を持つことにより、異なる背景を持つ人々が団結できます。私自身、独自のアイデアやコミュニケーションスキルによって評価されていると感じることがよくあります。

日立に入社して驚いたのは、上司がたびたび私のちょっとした質問でもじっくりと時間を割いて説明し、理解を助けてくれたことです。若手が助けや協力を求めることをためらわないよう、手を差し伸べてサポートし、教育する文化があると感じています。

原子力に関心がなくても、脱炭素やエネルギー貧困の解決に貢献したいと考える方にとっては、専門分野や希望する職種にかかわらず、日立で自分の居場所を見つけることができると思います。社会貢献に熱意がある限り、多様なチームと協力しながら情熱をかなえることができるでしょう。

My day off

家族とのスポーツ、家庭菜園や
DIYを楽しんでいます。

家族とハイキングやスキー、アイスホッケーをしていないときは、地元のコミュニティイベントに参加したり、庭でバーベキューを楽しんだり、ラズベリー、メロン、トマト、ジャガイモなどを育てたりしています。
それから家具、フェンス、バーベキュー用の暖炉などをつくることもあります。原子炉の代わりに庭の工作物の設計、切断、研磨、塗装、溶接、コンクリート敷設などを行うDIYプロジェクトは、楽しくて気分転換になります。

Profile

原子力生産本部 原子力計画部 / 設計ポボルニー アントニーンさん

2019年に新卒で日立製作所へ入社。国内原子力発電所の稼働率向け新型燃料の導入プロジェクトで安全解析を担当。2020年から、高経済性小型炉BWRX-300の開発の内、流動解析・実圧実温試験を担当し、自然循環の成立性を確認した。この結果について、学術専門家との議論、追加分析等を行い、結果の受け入れに向けて努力した。2022年からBWRX-300の炉心システム設計を担当している。海外関連会社、社内、国内サプライヤと協力しながら、機器の形状を確定、技術的な課題指摘と解決を行っている。