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MOVE FORWARD DXで原子力セクターのゲームチェンジャーへ
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DXで原子力セクターのゲームチェンジャーへ

〜専門家の少ない領域でビジネスをけん引〜
デジタルイノベーション本部 / DX・事業開発・高度保全 / 石渡 祐樹

デジタル技術の活用による原子力分野の
DXとグローバルな革新をめざしています。

デジタルイノベーション本部のマネージャーを務め、原子力分野のお客さまおよび社内のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に取り組んでいます。高い安全性と信頼性が求められる原子力セクターでは新しいテクノロジーが導入されにくく、他の産業分野に比べDXが遅れています。一方で、発電プラントの現場の省力化やフロントラインワーカーの働き方改革が急がれているため、2024年度にこの本部が新設されました。

具体的なソリューションは、日立グループのデジタルエンジニアリング会社であるGlobalLogicなどと連携して構築しています。例えば、メタバース空間に再現した原子力発電所に設備の設計や工事進捗・メンテナンスなどの情報を反映し、お客さまの意思決定を支援する仕組みや、生成AIによるレポートやマニュアル作成支援、またデジタル技術を活用した現場の安全性向上や点検作業の効率化なども進めています。特に原子力分野ではこの領域の専門家が少なく、DXによる業務革新が求められるなかで、ゲームチェンジャーになれる可能性もあります。グローバルな視点を持ちながら、やりがいを持って仕事に取り組んでいます。

多様な意見を尊重することを
大切にしてきました。

私はもともと大学の原子力工学分野で教員をしており、日立に入社してからは原子力以外のプロジェクトも経て現在の業務に就いています。仕事の内容は変遷しつつも、一貫して大切にしてきたのは多様な意見を尊重することです。立場や職位に関わらず、すべての人をオンリーワンの強みを持つプロとして敬意を持って接することを心がけてきました。多様性は価値創造の源泉です。デジタルイノベーション本部でも男女問わずさまざまなバックグラウンド持つ人財がおり、異なる意見をぶつけ合いながら目標に向け心を一つにして仕事を進めている様子は、まさに日立創業の精神「和・誠・開拓者精神」を体現していると感じています。

また学生時代からシステム思考と言いますか、目の前の対象だけではなく、ものごとの全体像やつながりを見ることを習慣にしてきました。仕事でも、何か問題が起きたとき、表面的な現象や原因ではなく、その奥にある根本課題を問うことを意識しています。

目標は日立の原子力事業をグローバル
ナンバーワンに成長させること。

日立とは大学の教員時代から、共同研究や国際プロジェクトなどで10年以上にわたるつながりがありました。入社のきっかけは、ロンドンの大学に客員として赴任していた2012年に日立が英国での原子力発電所建設に向けた活動を始めたことを知り、それに加わりたいと強く思ったためです。入社後の5年半は確率論的リスク評価という分野のエンジニアとして主に英国での許認可取得プロジェクトに従事するとともに、そこで学んだ知見を国内のお客さま向けにも適用してきました。残念ながら英国のプロジェクトは撤退となりましたが、その後はスイスABB社からのパワーグリッド部門(現・日立エナジー社)買収や、エネルギー分野の各種プロジェクトのリスク管理などに携わってきました。

テクノロジーの力でさまざま社会課題を解決するという日立のミッションに、私は強く共感しています。その思いと、これまでの多様な経験を基に、カーボンニュートラルに貢献するエネルギーとして注目されている原子力分野において、日立をグローバルナンバーワンに成長させるリーダーとなることをめざします。

グローバルな活躍と、
原子力分野のDXをはじめとする
やりがいのある仕事が期待できます。

入社前、外側から日立を見ていて、高い技術力と誠実なエンジニアを有する会社という印象を持っていました。入社後はそれらに加え、一人一人が「ラストマン」として責任を持って仕事をしていることもよくわかりました。

国籍やバックグラウンドが異なる多様な人々が日立グループ・アイデンティティ(※)のもとに集い、よい相乗効果を出しあっていると感じます。会社側も従業員を大切にしており、働きやすい環境だけでなく多くの成長機会も設けられています。幅広い事業ポートフォリオを持っているため、もし自分のめざすキャリアが途中で変わっても、違う分野で力を発揮できる機会があるはずです。

世界100カ国以上で事業を展開しており、グローバルに活躍することも期待できます。特に原子力は、生成AI時代のデータセンター電力需要増に対応する電源としての期待も世界で高まっています。次世代炉やDXなどで日立もグローバルな成長をめざしており、私自身も、私の周囲も皆、充実して仕事に打ち込んでいます。

(※)日立グループ・アイデンティティ:「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」という日立の企業理念(MISSION)、「和・誠・開拓者精神」という日立創業の精神(VALUES)、これからの日立グループのあるべき姿(VISION)を体系化したもの。

My day off

休日は畑仕事やスポーツなどで
体を動かしています。

休日は庭で体を動かすことが多いですね。畑仕事か、バスケットボール部に所属する娘に付き合ってシュート練習をしてすごしています。最近、上司に誘われてゴルフを始めまして、庭や練習場で練習をしたり、時々はラウンドに出たりもします。まとまった休みのときは、家族で温泉旅行か、ロールプレイングゲームで息抜きをしています。

Profile

デジタルイノベーション本部 / DX・事業開発・高度保全石渡 祐樹さん

工学博士取得後の2007年に大学の専任講師に任用され、研究・教育に従事。研究用原子炉の主任技術者も兼務。2013年、日立製作所に入社し、原子力発電所の確率論的リスク評価に従事。2019年から2年間、ABB社のパワーグリッド部門(現・日立エナジー社)を買収する業務に従事。2021年、パワー半導体を手掛ける子会社に出向。2022年、日立製作所に戻り、エネルギー事業のプロジェクトリスク管理に従事。2024年、5年ぶりに原子力部門に戻り、生成AIやメタバース等を用いた顧客・社内業務のDXを推進。