BladeSymphonyについての、よくあるご質問をご紹介します。なお、「仮想化」に関するQ&Aはこちらです。
BladeSymphonyは、サーバー、ストレージ、ネットワーク、システム管理ソフトウエアを、統一した設計思想に基づき設計・開発した新しい概念の統合サービスプラットフォームです。これは、環境の変化に自ら反応するプラットフォームの実現を目指す Harmonious Computing コンセプトを具現化した製品です。BladeSymphonyのネーミングは、複雑化するITシステムが、フルオーケストラによる交響曲のように調和する様を表現しています。
ブレードのスケーラビリティを活かし、小規模から大規模システムまで適用できます。また、スケールアウトに加え、世界初の"サーバブレード間SMP機能"によるスケールアップにも対応できるため、Webサーバーのようなフロントエンド層からDBサーバーのようなバックエンド層まで、BladeSymphonyだけでシステム構築でき、ストレージ、ネットワークを含めたシステムリソースの最適化・有効利用が図れます。
BladeSymphonyの特長を活かし、サーバーコンソリデーション、Web3階層統合システム、データセンターの基盤システムなどの分野をはじめ、部門システムから基幹システムまで、幅広く適用できます。
情報システムは長年活用していく中で業務仕様の変更に伴う追加や修正が積み重なり、システムの「肥大化」、「複雑化」、「ブラックボックス化」を招いているケースもみられます。特に、異なるベンダの製品を組み合わせたオープンシステムでは、各製品が個別設計のため企業の情報システムは複雑化し、開発・運用・システム変更の効率化や維持管理コストの圧縮など、TCOの削減が大きな課題となっていることが考えられます。このため、お客さまが、複雑な運用業務から解放され、コアビジネスへ集中できるよう、BladeSymphonyを開発しました。
システム管理ソフトウェア「BladeSymphony Manage Suite」による統合運用により、初期導入・運用・システム変更などに渡るお客さまシステム全体でのTCO削減に寄与します。更に最適な運用計画を自動実行できるポリシー設定により、自動化運用の構築が可能です。また、Webサーバーのようなフロントエンド層からDBサーバーのようなバックエンド層までを、BladeSymphonyだけでシステム構築可能となるため、ストレージ、ネットワークを含めたシステムリソースの最適化・有効利用が図れます。
最新のHP-UX、Linux、Windowsに対応しています。
サーバー、ストレージ、ネットワークを統合的に管理するシステム管理ソフトウェア群です。サーバー管理ソフトウェア、ストレージ管理ソフトウェア、ネットワーク管理ソフトウェアが含まれ、これにより、各種プラットフォームの違いなどを意識することなく、システムの一元管理・制御が可能で、運用コストの最適化が図れます。
ユビキタス情報社会の進展に伴い、多種多様な多数の端末へサービスを提供するサーバーとしてブレードサーバーを使用する例が広がっています。例えばエンターテイメント系の音楽配信や映像配信などがその好例です。これらはユーザ数が段階的に伸びたり、同時接続ユーザーが変動したりするため、スケールアウトだけでなく、スケールアップによる性能向上も可能なBladeSymphonyの柔軟なスケーラビリティは最適です。また、音声のIP化に対応しLinuxのキャリア仕様要求対応が進んでいます。BladeSymphonyはこれら高品質でリアルタイム機能が要求される用途に最適であり、今後キャリア仕様への対応を推進していきます。また、2005年1月に発表したように、HPC分野においても柔軟かつ高いスケーラビリティが適しております。
サーバブレードに貼付の銘板や添付マニュアルなどで確認できます。