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日立総合病院

子宮がん検診

頸部細胞診検査:
子宮がんは子宮の入り口にできる「子宮頸がん」と子宮の奥にできる「子宮体がん」に大別されます。以前は子宮頸がん95%、体がん5%の割合でしたが、近年体がんも増加傾向にあります。子宮がんの約75%は閉経後に発生し、発がんのピークは「頸がん」40歳から49歳、「体がん」は50歳から59歳が好発年齢と言われております。当センターでは「子宮頸がん」を早期発見するために「子宮頸部細胞診」を実施いたしております。頸部のがんは比較的ゆっくり増殖するので、がん細胞が子宮頸部に見つかる以前の初期に正常でない細胞が見つかります。この細胞を異型細胞と呼び、細胞診ではこの段階から診断することができます。

HPV検査:
ヒトパピローマウイルス(以下HPV)は子宮頸がんの発生原因になると考えられています。このウイルスは女性の多くが、一生に一度は感染する、と言われているウイルスであり、ほとんどの人は自然消滅しますが、一部でがんになってしまうことがあります。HPV検査を細胞診検査と同時に行うことにより、まだ細胞に変化をきたしていない感染初期の状態も検出できます。HPV検査と細胞診検査が両方陰性であれば、現時点では子宮頸がんになるおそれは低いと言えます。一回の採取で両方の検査が可能です。

子宮がん検診
検査方法 検診は次のような手順で行われます。
  • 問診票記入(事前に婦人科等の既往歴をご記入ください。)
  • 細胞診:綿棒などで子宮頸部の表面をこすって細胞を採取し顕微鏡で観察します。
  • HPV検査:採取した細胞からHPVの感染有無を調べます。
※細胞診、HPVそれぞれ単独でも、併用でも受診可能です。
結果 後日ご自宅へ郵送いたします。(約3週間)
受診のお勧め 30歳代から年1回の受診をお勧めいたします。
お申し込み方法 予約制となっておりますので、事前にフリーダイヤル0120-87-2580までお申し込みください。
予約状況により当日申し込みも可能です。受付でお申し込みください。