コード体系、外字領域の対応および外字文字数は次のようになっています。
コード体系 | 外字領域の対応 | 外字文字数 | |
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SJIS | HP-SJIS | ○ | 3,384文字 |
Windows SJIS | ○ | 1,880文字 | |
KEIS | ○ | 9,024文字 または 18,240文字 |
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KEIS2004 | ○ | 24,672文字 または 20,912文字 |
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Unicode (UCS-2,UCS-4) | ○ | UCS-2:6,400文字 UCS-4:203,005文字 |
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EUC | EUC-HJ | ○ | 8,836文字 |
EUCコードセット3 | ○ | 8,836文字 | |
HP-EUC | ○ | 9,776文字 | |
IBMコード | ○ | 4,370文字 | |
JIS漢字コード | ○ | 9,776文字 | |
JEFコード | ○ | 27,265文字 |
凡例 ○:対応 −:未対応
Unicode、およびUTFとの相互変換のみに対応しています。
IBMコードおよびJEFコードを除くコード体系間では、JISの1990年版で追加されたコードを変換することができます。ただし、システムによっては図形フォントが表示されない場合がありますのでご注意ください。
JIS X 0212:1990で制定されている補助漢字には対応していません。EUCではコードセット3領域に補助漢字が割り当てられているシステムもありますが、この場合は外字として対応してください。
KEIS2004⇔Unicodeで対応しています。
また、一部の変換種別では、JIS第3,第4水準文字をユーザマッピングできます。
サポートしているUnicodeの文字セットはUCS-2/UCS-4です。また、サポートしているUnicodeのエンコーディングは、UTF-8/UTF-16/UTF-32です。文字セット、およびエンコーディングのエンディアンは、オプションで切り替えることが可能です。
KEIS78コードもサポートしています。標準ではKEIS83となりますが、KEIS78のオプションを指定することで、KEIS78コードにも対応できます。
文字コードの対応表は提供していません。 「コード変換開発環境」製品のコードマッピングユティリティを使用して変換コードの一覧を出力することができます。また「日立コード変換 - コード表ユティリティ」をご利用いただくことで、文字コードの対応表を参照できます。 「日立コード変換 - コード表ユティリティ」につきましては構成/機能:ユティリティをご覧ください。
JEFコードはJIS C 6226: 1978の文字コードのみ対応していますが、コードマッピングユティリティで対象の文字コードをユーザマッピングすることで使用できるようになります。
UTF(UTF-8/16/32)からUTF(UTF-8/16/32)へのコード変換は実現可能です。
それ以外のコード体系の場合は、2段階でコード変換することで実現できます。
例えば、SJIS→SJISの場合は、SJIS→Unicodeでコード変換した結果をUnicode→SJISでコード変換します。