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Q1. 「コード変換開発環境」を利用してアプリケーションプログラムを開発したいと思いますが、他にどのような開発環境が必要ですか?

アプリケーションプログラムを開発する場合には、別途C/C++、COBOLなどのコンパイラが必要になります(Visual Studio®などの統合開発環境を含みます)。

Q2. 「コード変換製品」はマルチスレッドに対応していますか?

対応しています。ただし、いくつかの注意事項があります。詳細は日立コード変換のマニュアルを参照ください。

Q3. ファイルを直接コード変換できますか?

「日立コード変換 - ファイル変換ユティリティ」をご使用していただくと、ファイルを直接変換することができます。
なお、日立コード変換だけでは、ファイルを直接変換することはできません。コード変換製品が提供するライブラリを使用して、ファイル変換するアプリケーションプログラムをお客様で作成する必要があります。

Q4. シフトコードのないコード体系(例えばSJIS)からシフトコードのあるコード体系(KEIS、IBMコードまたはJEFコード)に変換する場合に、シフトコードをつけずに出力することはできますか?

「コード変換製品」では、1文字ずつ変換するAPIを提供していますので、こちらのAPIを使用すればシフトコードは付加されません。

Q5. シフトコードのあるコード体系(KEIS、IBMコードまたはJEFコード)の全角コードを変換する場合に、シフトコードをつけずに変換することはできますか?

「コード変換製品」では、1文字ずつ変換するAPIを提供していますので、こちらのAPIを使用すればシフトコードは必要ありません。ただし、ユーザアプリケーション側で1バイトコードか2バイトコードか意識する必要があります。

Q6. データの中にパック形式のデータがありますが、パック形式のデータも変換できますか?

パック形式のデータは変換できません。「コード変換製品」でコードを変換できるのはパックされていないコードだけです。
なお、メインフレームからのデータ移行で必要なパック形式のデータ変換につきましては、データ加工ソリューションを参照してください。

Q7. HP-UX、AIXで64bitのユーザアプリケーションプログラムは作成できますか?

HP-UXでは、現在32bitライブラリのみを提供しています。このため、アプリケーションプログラムを作成する場合は32bitアプリケーションしか作成できませんので、ご注意願います。64bitOS(カーネル)上での動作は問題ありません。
AIXでは、64bitライブラリも提供しています。64bitのアプリケーションプログラムを作成可能です。

Q8. 32bitOSで動作していたユーザアプリケーションは、そのまま64bitOSでも動作しますか?

64bitOSに32bit版コード変換実行環境をインストールすれば、32bitアプリケーションはリコンパイル無しで動作します。
32bitアプリケーションを64bitアプリケーションとして動かすためには、64bit版コード変換開発環境で32bitアプリケーションをリコンパイルする必要があります。
なお、ユーザマッピングファイルは互換性がありますので、そのまま移行できます。

Q9. RHEL7以前で作成したユーザアプリケーションは、RHEL8でも動作しますか?

32bit版同士、64bit版同士であれば、リコンパイルなしで動作します。
RHEL8で作成したユーザアプリケーションは、RHEL7以前では動作しません。