さらに、輸送時の温・湿度監視にも適用できるのではと語るのは白石氏。「将来的には倉庫内だけでなく、それをお客さま先にドア・ツー・ドアでお届けする際にも、どのような温・湿度管理がなされていたかをきちんと報告しなければならないケースが増えてきます。その点、AirSenseは車両内に無線センサを取り付けることで走行時の温・湿度データを蓄積し、自動的にサーバへ履歴登録できる機能があると聞いています。この機能を使えば、まさにわれわれが求める"温・湿度帯のトレーサビリティ"のようなサービスも容易に実現できるかもしれません」。
お客さまニーズをすばやくくみとる付帯サービスの強化により、さらなる信頼感と安心感を生みだし、キョクレイブランドを確固たるものとしてきた同社にとって、AirSenseの導入は、今後も新たな付加価値を生み出す重要な基盤となるに違いありません。これからも日立は、AirSenseに代表される幅広いシステムとソリューションの提供により、グローバルな総合物流サービスを展開するキョクレイの進化を強力にサポートしてまいります。