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ひたちなか総合病院

 保険薬局の業務負担軽減,及びひたちなか健康ITネットワークを活用した質の高い薬物治療管理を実施してもらうことを目的に, 2014年11月より保険薬局とのPBPM(protocol based pharmacotherapy management)として院外処方箋を介した薬物治療管理プロトコールの運用を開始しました。
 PBPMは日本病院薬剤師会より,プロトコールに基づく薬物治療管理(PBPM)として,医師・薬剤師などにより事前に作成・合意されたプロトコールに基づき,薬剤師が薬学的知識・技能の活用により,医師などと協働して薬物治療を遂行することとが推奨されました。
 薬物治療管理プロトコールは当院と文書合意に基づく契約を締結したひたちなか薬剤師会に所属している保険薬局を対象に運用を開始しました。その後、2019年10月には対象を那珂市や常陸太田市の薬剤師会にも拡大しています。また、薬物治療管理プロトコールは,薬物治療管理プロトコール (申し合わせ事例詳細版)に示すように同一成分の商品変更,剤形変更,規格変更,コンプライアンスや患者状態などの理由で半割・粉砕・混合,コンプライアンスや患者状態などの理由で一包化調剤,湿布や軟膏の規格変更,残薬調整で日数を短縮の7項目について,問い合わせが必要であるが事後での報告で良いとする項目と問い合わせ不要の項目をそれぞれ設定しました。