血液の検査や放射線検査だけでは診断がつかず、病変の一部が採取されることがあります。
採取された組織や細胞から顕微鏡用のガラス標本をつくり、それを観察して診断するのが病理診断です。
直接、患者さんと接することはあまりありませんが、診断・治療方針を決めるための情報を提供し、質の高い診療を支えています。
病理診断についての詳しい説明は日本病理学会のサイト
一部の特殊な疾患以外、院内で採取されたすべての組織・細胞の診断を行っています。
2022年度の検査実績は,組織診断 (生検・手術材料) が2947件, 細胞診断が6481件でした。組織診断は検体を受け付けてから 2~5日で結果を報告しています。
また、毎年10例程度の病理解剖を行っています。