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【事例】伊藤忠商事株式会社

国内総合商社として初めてSAP S/4HANA®を導入
大幅な処理の高速化と業務の効率化を実現

〔2〕日立のSAP S/4HANAの検証、導入実績とユーザー企業としての経験値を評価

写真:伊藤忠商事株式会社 ■ 松 健太郎 氏
伊藤忠商事株式会社
IT企画部
全社システム室
松 健太郎 氏

*
肩書は、
取材当時のものです

そこで伊藤忠は、国内の総合商社として初めてSAP S/4HANAの導入に踏み切った。当初はデータベースのみをSAP HANAにすることも検討したが、長期運用を見据えて全面移行を決断したという。IT企画部 全社システム室の松健太郎氏は「中期情報化計画で『情報武装商社ナンバーワン』をめざすと掲げているように、当社には新たな技術に挑戦する土壌があります。2015年に1年弱かけて実施したSAP S/4HANAのフィージビリティスタディ(実行可能性調査)において手ごたえが得られたことも後押しになりました」と語る。

導入パートナーには、RFPを送付して提案を受けた中から日立製作所(以下、日立)を選定した。

「SAP S/4HANAの検証実績とグローバルでの導入実績に基づき、最も的確な提案と技術力で他社をリードしている印象を持ちました。日立グループ自身もSAP ERPのユーザー企業であり、SAP社とのパートナーシップを含め安心感がありました」(浦上氏)

特記事項

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