適用例1:さまざまな用紙やプリンタで印刷
特徴
プリンタや帳票の種類に適した方法で印刷できます。
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プリンタドライバを利用するGDI出力は、オフィス用から業務用まで幅広いプリンタに対応します。
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PostScript出力なら、給紙トレイを切り替えて表紙を色つきの用紙で印刷したり、帳票ごとに排紙トレイを指定したりと、PostScript対応のページプリンタを細やかに制御できます。
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インパクトプリンタにESC/Pで出力すると、連続紙固有の細やかな改行・改ページ制御ができるため、専用複写紙を使った伝票印刷なども用紙と文字がずれることなく印刷できます。
ページプリンタとインパクトプリンタでは、機能が異なります。
書式オーバレイ帳票やバーコードのある帳票について、PDE for
Openでは、インパクトプリンタでの印刷には対応していません。ページプリンタで印刷してください。
PDE for
OpenからのPostScript出力、ESC/P出力に対応するプリンタ機種については、お問い合わせください。
適用例2:利用目的に適した形式でPDFファイルを出力
特徴
PDFファイルの形式をファイルの利用目的に合わせて選べます。
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標準形式のPDFファイルは、ファイルサイズが小さく変換処理時間も少なくて済みます。
- PDF/A形式は、長期保存目的で出力するのに適しています。
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PDF/X形式で出力したファイルは、印刷のアウトソーシングなどに適用できます。
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テキストコピーや印刷の制限、参照パスワードを設定したPDFファイルは、お客様へのファイル送付やWeb掲載などに適用できます。
また、PDFファイルを利用した両面印刷向けに、アプリケーションからの表または裏面への印刷指示に合わせて白紙ページを挿入したり、とじ代位置を調整することもできます。
適用例3:電子帳票の保管運用軽減と効率的活用
特徴
電子帳票システム
>HOPSS3/AS REV/OSE
と連携することで、帳票保管の効率化が図れます。
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帳票の分類・保管、指定した保存日数にしたがった廃棄までを自動でできるため、帳票管理に手間がかかりません。
(保存日数の指定は、バージョン
02-04以降)
保管された帳票は、ビジネス活動のさまざまなシーンで利用できます。
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帳票のレイアウトにあわせた検索により、必要な情報にすばやくアクセスできます。
また、帳票データをCSV形式で抽出できるため、容易に表計算ソフトに流用できます。
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付箋やマーカー、スタンプで書き込めるため、相手にわかりやすい情報共有が可能です。
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タブレットを利用して、出張先から帳票を参照・検索できます。
また、フリーハンドで書き込みができ、倉庫での在庫確認作業などをスムーズに行えます。
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電子帳票の付属情報として、PDEが生成したPDFファイルを登録しておくと、従来の電子帳票に加えて、PDEが生成したPDFファイルも参照できます。
電子帳票クライアントが導入されていない環境と、帳票を共有しやすくなります。
(PDFを付属情報として登録する指定は、バージョン
02-07以降)
- * PRINT DATA EXCHANGEをPDEと記載することがあります。
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