PDE
オープンタイプで出力する帳票には、いくつかの特徴があります。
その特徴を、サンプル帳票をCOBOL2002で出力した場合を例に紹介します。
書式オーバレイは、ジョブ単位での指定だけでなく、アプリケーション(業務プログラム)からも指定できるため、ページ単位で異なる書式オーバレイを重ね合わせることができます。
特に、COBOL2002では、APPLY
FORMS-OVERLAYにより、書式オーバレイが簡単に指定できます。
モノクロの書式オーバレイを用いて、出力時に書式オーバレイを単色カラー化できます。
また、この帳票例のように、書式オーバレイ作成時に各オブジェクトの色指定をすることもできます。
アプリケーションからバーコードを出力できます。
アプリケーションから出力された行データは、FCBに定義された行の配置情報に従って印刷されます。
一般にPDE
オープンタイプの帳票では、FCBの先頭行にチャネル番号1を設定し、アプリケーションからチャネル1設定行への行送り指示により改ページ制御を行います。
この帳票例のようなケースでは、ページ中ほどにあるはがき部分の先頭行に別のチャネル番号を設定し、チャネル番号指定による行送り制御を用いることがあります。
チャネル番号指定による行送りの指示は、アプリケーションで行送りする数を意識する必要がないため、便利です。
COBOL2002では、WRITE文にADVANCING指定やPOSITIONING指定をすることで行送り制御ができます。
COBOL2002では、CHARACTER TYPEを指定して、初期値と異なる文字が出力できます。
アプリケーションでファイルを指定して、画像を出力できます。
メインフレームでラインプリンタに出力していた帳票を、オープン環境の連続紙インパクトプリンタ印刷へ移行できます。
物品配送の伝票印刷などに使われている専用複写紙への印刷にも対応できます。
デフォルト機能キャラクタで文字間隔を指定することにより、メインフレームでラインプリンタに出力していた帳票を、文字の配置を変えずにページプリンタやPDFの帳票に移行できます。
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