文字として印刷されるデータの例として、次のようなものがあります。
他に、画像やバーコードが利用できます。
また、他社帳票基盤製品*2を利用して、メインフレーム環境で出力された行データをPDE for Openで印刷することもできますのでご相談ください。
TIFF(マルチページ形式には未対応)およびビットマップです。
色形式として、モノクロ、グレースケール、パレットカラー、フルカラーに対応しています。
いいえ。アプリケーションから出力されたコードデータからバーコードを生成するため、バーコード用のフォントなどは必要ありません。
外字でバーコード出力していた帳票をPDE for
Openに移行する場合には、アプリケーションでコードデータを出力するように処理を変更する必要があります。
次のバーコードを出力できます。
実際にご使用になるプリンタおよび読み取り装置で十分な評価をしてからご使用ください。
PDF中にWindowsのフォントや外字を埋め込めるようにしていますので、パソコンのフォント搭載有無に関係なくPDF作成時のフォントで表示・印刷できます。
プログラムや書式定義は変更せずに、サーバの設定だけで書式オーバレイの部分だけを黒以外の任意の1色でカラー出力できます。
書式オーバレイのオブジェクト(けい線、文字等)毎に色を変更したい場合は、PDE
- Form Designer を使ってオーバレイ定義を変更してください。
はい。
印刷データ部分の文字色については、次の2通りの方法で指定できます。
書式部分の固定文字のカラー出力については、Q6を参照してください。
ページプリンタ出力時に、PDE for Openの機能を利用してセパレータを挿入できます。
印字文字の位置やサイズ、書式オーバレイなどを指定できるほか、カット紙の場合は色つき用紙を使用することもできます。
また、プリンタ機種によっては、他の方法でセパレータを挿入できる場合もあります。
はい。
書式オーバレイ帳票の背景として、帳票全面に画像を配置できます(02-03以降)。
プレプリント用紙を画像化したファイルを背景に指定することで、プレプリント帳票を用紙の地模様ごと電子化できます。
はい。
サーバの設定で裏面に書式だけを印刷できるので、プレプリント用紙の内容を定義した書式オーバレイを用意して両面印刷することで可能です(02-03以降)。
帳票は、印刷だけでなくPDF化もできるため、たとえばお客様からの問合せ窓口で、お客様に送付した紙帳票と同じものを電子帳票で参照したい場合にも適用できます。
PDE for Openなら複数の外字フォントを容易に使い分けられます。
予め拠点の数だけ外字フォントファイルを用意しておけば、外字の切り替えに特別な操作は不要です。
ジョブ実行時に適用する外字フォントを指定するだけで、拠点毎の外字切り替えを実現できます。
PDE for Openでは、生成したPDFファイルの印刷制御はできません。
PDFの印刷制御(用紙サイズや用紙への配置方法、両面印刷などの指定)は、Adobe
Acrobat
Readerなどの機能を利用して印刷時に指定いただくことになります。
PDE for Openの02-02以降では、Adobe Acrobat Readerなどで両面印刷をした場合に、両面印刷用のFCBの指定に従いとじ位置を合わせられるようなPDFを出力できます。また、アプリケーションからの印刷面指定に従い必要に応じて白紙ページを挿入することができます。
PDE for Openにより直接印刷制御をしたい場合は、PDE for Openでオープンプリンタ出力形式に変換して印刷してください。
同じファイル名で帳票が出力される場合、古いファイルは日時などを付けたファイル名でリネームされるため、なくなる心配はありません。
はい。各種FAX製品・サービスと連携すれば、PDE for
OpenでPDF化した帳票を取引先へ自動的にFAX配信できます。
現在連携確認できている製品・サービスは以下です。
はい、競合エラーは起こりません。
特定のフォルダに印刷データファイルを格納することで印刷要求の受け付けが完了するため、アプリケーション側ではPDE
for
Openによる帳票出力やプリンタの状態を気にすることなく、ジョブを実行できます。
はい、できます。
自動的に電子化と印刷をするには、例えば次の方法があります。
PDF変換用とプリンタ出力用の2種類の設定情報をコマンドラインで指定することで、同じ印刷データを使用してPDF化とプリンタ出力を連続してできます。
予めプリンタ出力処理を起動するUOC(ユーザオウンコーディング)を作成し、PDF変換の設定に変換終了直前にUOCが実行される指定をしておきます。こうすることで、同じ印刷データを使用してPDF化とプリンタ出力を連続してできます。
HOPSS3/AS REV/OSEの帳票自動印刷機能を利用することでできます。PDE for Openで出力したPDFファイルを利用して自動で帳票登録・印刷できます。
ジョブ実行時に指定した用紙情報を利用して、直前のジョブと異なる用紙情報を検知した場合に、メッセージを出力させることができます。
PDE for Openによるデータの変換性能については、ご利用いただいている多くのお客さまから好評いただいております。
一例として、1万ページの帳票データを40秒以内、10万ページの帳票データを330秒以内でPDFやPostScriptに変換できます
*1。
処理速度は環境によって大きく変動しますので、詳細はお問い合わせください。
データ変換性能の帳票例
COBOLプログラムはOS仕様差を除きソースを活用できます。
書式オーバレイは書式ソース(エディタを使用しテキストで書かれた書式オーバレイ定義)から移行できます。
FCBやデフォルト機能キャラクタは、そのまま利用できるケースとメインフレームの定義を参考に再作成するケースがあります。
書式の新規作成・変更およびメインフレームの書式オーバレイ定義(書式ソース)を移行する場合にはPDE
- Form Designerが必要です。
メインフレームの書式ソースを移行する機能をV1ではPDE - Form Overlay
Source Optionで提供していましたが、V2ではPDE - Form
Designerに統合しています。
このためV2では、書式オーバレイ記述文を生成したい場合にだけ、PDE -
Form Designerに加えてPDE - Form Overlay Source
Optionも導入いただきます。
PDE - Form Overlay Source Optionは、PDE - Form
Designerで定義した書式の書式ソース(メインフレームの書式オーバレイ定義)を生成します。
したがって、メインフレームや電子帳票システムなどの他システムで書式ソースを利用したい場合に必要となります。
PDE for
Open単体では特に基準を設けていませんが、OSが常にストレスなく動作する必要があります。
なお、同じサーバ上でプリント運用管理ソフトや電子帳票システムなどと連携して使用する場合は、それらの連携製品の条件に準じます。
PDFファイル出力時は、十分なディスク容量を確保いただく必要があります。PDE
for Openが出力した帳票のデータサイズ例については「性能」のQ2をご覧ください。
PDE for
Openには仮想化プラットフォームに依存する機能はありませんので、ゲストOSの互換性が保証される限り、ゲストOS上でのご利用を保証します。
ただし、仮想化プラットフォーム固有の問題が発生した場合は対応できない場合もございます。
具体的なサポート対象の仮想化プラットフォームにつきましては、「日立ミドルウェアの仮想化プラットフォーム対応について」をご覧ください。
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