組織の枠を超えた自由なチームで、新たな「知」を創出
Groupmax Collaborationは、人と人とがシームレスに連携する「クロスファンクショナルチーム」という考え方によって、組織の枠組みを越えたチーム編成でのプロジェクト遂行や、時間や場所を問わずに仕事を進めることができる環境を提供する製品です。
このクロスファンクショナルチームの考え方を具現化したものが、「コミュニティ」です。コミュニティとは、共通の目的や問題意識を持ち、相互の情報交換や情報共有を通して、共同で目的の実現を推進する「人の集まり」です。Groupmax Collaborationでは、いつでも、誰とでも即座にコミュニティを編成することができ、コミュニティの共同作業を支援するさまざまな機能を提供します。コミュニティごとに作成した共同の作業空間である「ワークプレース」に配置されたメール、電子会議室などのアプリケーションや、コミュニティの管理を容易にする機能、各種モバイル対応などのさまざまな機能が、課題に対して効率的に解決策を導き出すだけでなく、新たな「知」の創出も支援します。
Groupmax Collaborationでは、次の機能を提供しています。
Groupmax Collaborationは、個人レベルの業務やコミュニティによる情報共有・共同作業を効率的に支援するために、ワークプレースと呼ばれる仮想的な作業空間を提供します。ワークプレースには、個人専用の作業空間を提供するプライベート・ワークプレースと、コミュニティでの作業空間を提供するコミュニティ・ワークプレースの2種類があります。コミュニティ・ワークプレースでは、コミュニティに必要な情報だけを表示することができるので、効率的なコミュニケーションや情報共有が可能になります。
組織横断型チームであるコミュニティを柔軟に管理する機能が「コミュニティ管理」です。コミュニティのスタイルは、それぞれのミッションやメンバーの参加の仕方によって微妙に異なります。そこでコミュニティ管理では、各コミュニティにおけるユーザー定義を柔軟に設定することができます。例えば、組織横断型チームのメンバーにリーダー、オブザーバーといった役割を定義したり、その役割によってアプリケーションごとにアクセス制御を行ったりできます。
また、典型的なコミュニティの運営ポリシーをテンプレート化し、コミュニティ作成時の設定を容易にすることができます。例えば、管理者主導型(コミュニティの管理者が全権を握ってコミュニティを運営するタイプ)、現場主導型(コミュニティのメンバーが対等に権限をもち、メンバー全員で運営するタイプ)、自由参加型(オープンなコミュニティで、参加や脱退含めて個々人に全て任されているタイプ)など、典型的なコミュニティの運営ポリシーをテンプレート化し、コミュニティ作成時に簡単に設定できるなど、豊富な管理機能を用意しています。
従来の電子会議室では、それぞれの発言責任が明確でなかったために、いわゆる"言いっぱなし"による議論の停滞や迷走などが指摘されていました。Groupmax Collaborationでは、ディスカッションの状態(議論中、解決済み)を全員にわかりやすく提示することで、会議室のミッションと進行状況を明確化します。メッセージには宛先(担当)や回答期限を指定でき、回答責任者をコミュニティ内に明示することが可能なため、議論の沈み込みや陳腐化、発散を防ぐことができます。
さらに会議室は階層的に定義できるため、議論の途中で発生した話題を新たなサブ会議室としてブレイクダウンしていくことが可能です。これにより、議題の拡散を防ぎながら、より整理された議論と解決策を導き出し、クロスファンクショナルなチームにおける知の創出と課題解決を強力に支援します。
いつでもどこでもタイムリーに情報にアクセスできるユビキタス・コラボレーション機能を拡充しています。出張先・サテライトオフィス・自宅などから、資料やデータへの柔軟なアクセス(閲覧、登録、更新)を実現するほか、充実したセキュリティ機能や、コミュニティにおけるメンバーレベルでのアクセス制御などを可能にします。また、モバイル機能と連携させることで、携帯電話やPDAなどから、最新の情報やメール/スケジュールの参照・更新を可能にしました。
通信と情報システムを融合するソリューション「CommuniMax(コミュニマックス)」(新規ウィンドウを開く)と連携して「グループウェア連携ソリューション」を提供、多様なコミュニケーションシーンへの対応を可能にします。