メインフレーム接続アプリケーションサーバ
メインフレーム接続アプリケーションサーバとは、C/S560オンライン環境で、ユーザアプリケーションプログラム(以下、UAPと略します)とメインフレームの間でデータのやり取りなどの自動化を行うためのユーザアプリケーションインタフェース(ライブラリ)を提供する次の製品群の総称です。
製品名 | 適用OS | |
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560/20接続 | CommuniNet Application Server | Windows Server® 2003、Windows Server® 2003 R2、Windows Server® 2008、Windows Server® 2008 R2、Windows Server® 2012、Windows Server® 2012 R2、Windows Server® 2016、Windows Server® 2019、Windows Server® 2022 |
既存のメインフレーム資産を変更する必要はありません。CommuniNetなどの従来のエミュレータ製品と同一の通信方法でメインフレームと接続するため、従来のエミュレータ製品と混在運用も可能です。
分散オブジェクトシステムなどの大規模システムでの運用を考慮し、性能を向上させました。従来より多くの処理を行うことができるため、大規模システムでの利用に十分適用できます。
メインフレームとデータをやり取りするための豊富なユーザアプリケーションインタフェースを提供します。従来のエミュレータでユーザアプリケーションを使用していたお客様はわずかな修正でメインフレーム接続アプリケーションサーバに移行させることができます。
メインフレーム接続アプリケーションサーバを使用してシステム構築を行う場合に、実際に操作するオンライン画面の構成情報を記録(キャプチャ)する機能を提供します。キャプチャした情報はファイルに保存できます。
従来は既存のクライアント側で、オンライン画面を参照し構成情報を取得する必要がありましたが、本機能を使用すると、実際にメインフレーム接続アプリケーションサーバで接続するオンライン画面をキャプチャし、利用できるため開発効率が向上します。
メインフレーム接続アプリケーションサーバを使用してシステム構築やUAPを開発する場合に、実際に正しくオンライン画面が表示(処理)されているかどうかを確認するための監視機能を提供します。メインフレーム接続アプリケーションサーバではオンライン画面を表示することができないため、既存のクライアント側で表示確認するなど必要でしたが、本機能により、UAP等で実際に処理されるオンライン画面を確認することができます。
メインフレーム接続アプリケーションサーバで、オンライン画面キャプチャ機能やオンライン画面監視機能を使う場合にクライアントに必要となります。