グローバルな知財戦略の推進に寄与する日立特許情報提供サービス「Shareresearch」
長年にわたって使用されてきた既存サービスからの短期間での移行を目標としていたため、UIには最も気を使ったと語る谷口氏は、「マニュアルも何も見せずに操作させ、一般ユーザーから“最も使いやすい”と高い評価を得たことがShareresearch選定の大きな決め手になりました」と付け加えます。
日立のShareresearchは、見やすいWeb画面上から、検索キーを用いた書誌・全文検索をはじめ、公報などの文章を引用した概念検索、キーワードを指定できるコマンド検索など、幅広いユーザー層に適した検索環境を提供。国内特許はもちろん、米国・欧州、そして経済発展を続けるBRICsなどの特許公報についても、同じインターフェースでシームレスに検索できるのが大きな特長となっています。
わかりやすい検索画面の一例
導入時には既存サービスからのデータ移行についても日立が全面的にサポートし、一般ユーザーの協力も得ることで、検索式や経過監視情報などを新環境にほぼ100%移行することに成功。
システム運用の担当者である知的財産本部 知財企画管理部 特許管理グループ 主任の金澤 義博氏は「当初、既存サービスからの検索式の移行が最大の課題でしたが、日立さんから専用の移行ツールを提供いただいたことで作業効率が大幅に向上しました」と笑顔を見せます。
導入教育は操作法講習会のほかに、金澤氏らが中心になって制作した機能別操作法の動画コンテンツや独自のFAQサイトをWebにアップすることで、多拠点のユーザーにも効率的な事前教育とトレーニングを実施。わずか4ヵ月間の並行運用でShareresearchへのスムーズな移行を実現し、現在、約5,000名の社員がShareresearchを利用しています。
セイコーエプソン社内講師による操作法講習会の様子
製品の詳細・見積などお気軽にお問い合わせください。
資料をダウンロードして閲覧いただけます。