日立製作所はこれまでに顧客向けにも400社以上のSAPシステムの導入や運用を行ってきましたが、今回のプロジェクトによって、新たな付加価値の可能性を見いだせたといいます。これについて北嶋は「今回のプロジェクトでは、自社だからこそ可能なチャレンジも多くありました。成功したこと、うまくいかなかったこと、ITや業務のメンバーの知見、すべては、お客さまが変化に耐えうるシステムを導入するために生かせるノウハウとなっています」と語ってくれました。なお、今回のプロジェクトで適用したワークフロー機能は、「SAP Fiori ワークフローソリューション」として、お客さまへの提供を開始しています。例えばECC6.0のサポート終了に伴う更改の必要に迫られていながらも、付加価値がないといった理由で、あと一歩を踏み出せない場合もあるでしょう。日立製作所であればこうした企業に対して、業務改善やデータレイク導入といった、いわゆるDXを加えた更改プロジェクトを提案し、ともにプロジェクトを進めてくれるはずです。ぜひ「最初の一歩」を日立製作所と一緒に歩み出していただきたいと思います。