東京化成工業株式会社
執行役員 兼 Global IT部部長
幸村 祥生 氏
検討した内容はRFPにまとめられ、国内外のコンサルタント企業が提案を実施。その中で最終的に選定されたのはHitachi Vantaraと日立製作所の合同チームでした。選定に至った理由は3つあると幸村氏は語ります。「1つはグローバルでの対応力。海外拠点とのコミュニケーションもスムーズに行えること。2つ目はビジネス部門中心のシステム作りという少し違ったアプローチに対して前向きな反応があったこと。そして3つ目は「HFusion」というSAP S/4HANAの導入を支援する日立独自の方法論を使って、業界標準のものをスピーディかつ効率的に導入できると提案されたことでした」
日本の企業ならではのマインドを持っていることも、選定の大きな理由になったようでした。「グローバルプロジェクトのため英語で進めていましたが、すべてのメンバーの英語が堪能とは限らない。特に日本側の製造担当のメンバーとの十分なコミュニケーションを、日本語でも対応いただけるということも大きな決め手でした」(柳澤氏)