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【事例】東京化成工業株式会社

DXを見据えたBPRプロジェクトの礎としてのSAP S/4HANA®導入

〔1〕グローバルビジネスを展開する試薬メーカー

写真:東京化成工業株式会社・浅川 直幸 氏
東京化成工業株式会社
代表取締役社長
浅川 直幸 氏

*
肩書は、
取材当時のものです

東京化成工業株式会社は1946年に現社名に変更し、以来74年の歴史を持つ化学メーカーです。医薬品や化学製品、電子材料などの製品原料の供給という試薬合成と、お客さまからの注文で化学薬品の製造を行う受託合成という2つの柱を持ち、取り扱う製品は3万点を超えます。また日本だけでなく、アメリカ、欧州、インドなど6カ国に拠点を持ち、800名の社員を有しています。

同社は2004年にSAP R/3を導入し、2008年にECC6.0にバージョンアップを実施。SAPシステムの導入によりシームレスな社内業務プロセスを構築でき、海外事業展開においても、他システムとの互換性の高さで業務の効率化を図ることができました。

しかし一方で、取引先との接続が増えたことでシステム構成やデータ構造が複雑化し、10年以上使ってきたシステムはブラックボックス化していきました。このことから、ビッグデータ、あるいはAI活用を検討する中で、データを活用したビジネスに俊敏に対応できなくなっていると考え、ITシステムの「2025年の崖」を前に、業務プロセスを含めた見直しが必要と考えました。

特記事項

  • 本記事は、2020年12月に「JSUG INFO. Vol.12 Winter 2020」ならびにJSUG(Japan SAP Users'Group)ホームページに掲載されたものです。
  • 本事例中に記載の内容は初掲載当時のものであり、変更されている可能性があります。詳細は当社へお問い合わせください。
  • 本事例は、東京化成工業株式会社さまでの事例であり、全てのお客さまについて同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
  • 記載されている会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
  • * SAP®、SAP S/4HANA®、SAP®ロゴ、記載されているすべての製品およびサービス名は、ドイツおよびその他の世界各国におけるSAP® SEの登録商標または商標です。
  • * 本サイトで紹介しておりますソリューションについてのお問い合わせは株式会社日立製作所 インダストリアルデジタルビジネスユニット エンタープライズソリューション事業部で承っております。掲載団体への直接のお問い合わせはご遠慮願います。