環境保護への強い意識が世界的にも高まりをみせる中、化学物質に関するお客さまへの適切かつスピーディな情報提供は、世界の各地域で次々と誕生している各種規制の厳格な順守と、企業コンプライアンスの確立を図るためにも不可欠な要素です。その意味でも今回の化学物質統合管理システムは、お客さまや取引先、エンドユーザーも含めたサプライチェーン全体の情報共有を通じて、プライムポリマーの環境経営の強化に大きく寄与することは間違いありません。
「最初のDBシステムの立ち上げ後も、日立さんには使い勝手の向上やPBNとの連係などで何度も無理なお願いをしてきました。おかげさまで期待どおりの高信頼なインフラが完成し、とても満足しています。これからも、お客さまサービスの向上につながる機能拡充や、関連ソリューションの提案を期待しています」と笑顔で語る植野氏。
その熱い期待に応えるため、今後も日立は化学物質統合管理システムを核に企業競争力のさらなる強化を図るプライムポリマーの力強い取り組みを、継続的にサポートしていきたいと考えています。
なお、日立は今回のプロジェクトを通して蓄積されたノウハウと新機能、コンテンツなども合わせたソリューションを2008年に「Chemilution-Pro(ケミリューション・プロ)」としてパッケージ化。グリーン調達要求への即応体制の確立や、法規制の動向を予測した先手管理、部門管理されていた情報の一元的な活用などをトータルに支援し、化学物質管理業務におけるお客さまの課題を解決していきます。