日立は、業務プロセスとIT活用を最適化するためのコンサルティングから、日立グループ内のケミカル関連企業と共同開発した化学物質管理システムをベースとしたシステム開発までをトータルに支援。企業内に分散していた化学物質や1次/2次原料、製品/半製品などの情報を、多彩なデータエントリーの仕組みを介してPRIQ(PRIme Quality data management system)と名付けられたDBへ容易に一元化できる機能を実現しました。これにより従来は、化学便覧などの紙資料や、各部門に散在していたMSDSなどから手作業で収集していた情報が、化学物質名を画面にインプットするだけですばやく検索できるようになったのです。
さらに、それらの情報とひも付けられた各種文書を検索・活用できる文書管理システムや、DB情報に対する法令チェックを実施する規制チェックシステム、品質証明書や納入仕様書などの作成システムもトータルに連係。一連の化学物質管理業務を効率的かつ高精度に行うためのインフラ構築に成功したのです。
化学物質データベース「PRIQ」の概要
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