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Hitachi

CPS向けデータサイエンス

センサデータの誤差や不足を補い、横断的解析により各データの意味を見出す技術です。センサー等を用いて計測された現実のデータを収集し、サイバー空間でデータを処理することで価値を生み出すCPS(Cyber Physical System)で価値を生み出すには、計測されたデータ(振動、人の位置、温度など)に対するデータサイエンスが重要です。センサーの誤差や不足を機械学習やデータマイニングの技術を適用して補い、センサデータが意味することを判定し、位置や時刻の情報をもとに横断的に分析することで、より多くの意味を見出すことができます。例えば、洪水のシミュレーションの結果とセンサデータとを突き合わせることでより詳細に被害推定を行ったり、工場内の人の滞留位置とその位置に設置された機械の稼働情報からその作業を判定したりします。これらの結果とパフォーマンスとの関連性を見ることで、その改善施策や計画策定に用いたり、より賢い自動制御につなげることができます。

表彰コンペ

2020年11月12日

公益社団法人発明協会令和2年度関東地方発明表彰 発明奨励賞

  • ハピネス度計測・改善技術(特許第6594512号)
  • 矢野 和男、辻 聡美、佐藤 信夫、荒 宏視、早川 幹(以上、日立製作所)、秋富 知明(Google Australia)

2020年2月17日

IEEE2020 IEEE Frederik Philips Award

  • For leadership in the development and materialization of human-centric IoT technology in the electronics industry(電子産業における人間中心のIOT技術の開発と実用化におけるリーダーシップ)
  • 矢野 和男

2019年11月13日

公益社団法人発明協会令和元年度関東地方発明表彰 発明奨励賞

  • 水害シミュレーションの高速化手法
  • 山口 悟史、室 啓朗

2019年6月27日

一般社団法人人工知能学会現場イノベーション賞 銀賞

  • 人間行動計測による働き方改革ソリューション”Happiness Planet”
  • 佐藤 信夫、辻 聡美、嶋田 敬太、矢野 和男

2018年11月8日

発明協会平成30年度関東地方発明表彰 発明奨励賞

  • 時空間データ管理システム(特許第6032467号)
  • 林 秀樹、淺原 彰規、小原 清弘、佐藤 暁子

2017年12月7日

一般社団法人at Will Work Work Story Award 2017

  • 組織のハピネス度向上のための働き方アドバイスアプリの開発と600人試行
  • 矢野和男、佐藤信夫、辻聡美、佐々木真美、賀暁琳

2017年10月15日

楽天(株)楽天テクノロジー&イノベーションアワード コンセプト賞 Head(AI・ビッグデータ領域)

  • 「Hitachi AI Technology/H」等の先進的なイノベーションによる社会の変革への寄与
  • 矢野 和男

著名な学会での活動

論文