有機材料開発の実験回数を従来比約1/4に低減し、新材料開発のDXを実現
2021年6月28日
三井化学と日立が材料開発を高速化するMI技術の実用化に向けた実証試験を開始
三井化学株式会社と株式会社日立製作所は、日立が開発した人工知能(AI)を活用したマテリアルズ・インフォマティクス(MI)技術を、実際の新材料開発に適用する実証試験を開始します。この実証試験に先立ち、日立の開発技術を三井化学が提供した過去の有機材料の材料開発データで検証したところ、高性能な新材料の開発に必要な実験の試行回数が従来のMIと比較し約1/4に削減され開発期間を短縮できることを確認しました。