原子力発電からバックエンドまでをカバーする量子エネルギー技術、安定・確実なエネルギー需給を
実現する電力システム・高電圧技術、粒子線治療システムや省エネルギーに貢献する超伝導機器を
支える電磁応用技術をベースに、エネルギー全体の課題に挑戦します。
電力系統を構成するさまざまな設備を計測情報に基づいて最適に制御し、エネルギー供給の信頼性を維持するとともに、高効率な次世代の電力流通システムをめざします。
量子エネルギーは、原子のエネルギーを制御・利用する技術分野です。原子力プラントを支える解析・計測技術の開発を通じ、安全性や信頼性の向上に貢献します。
電磁応用は、超電導現象をはじめとする電磁場を制御・活用する技術基盤です。高度な電磁場制御や荷電粒子ビームの制御技術により、医療・産業・インフラ保全など、QoLを改善する安心・安全な社会の実現に貢献します。
高電界、大電流領域における最先端の技術開発とデジタル技術の融合により、エネルギーの安定供給やシステムの高効率化、保守・点検業務に携わる熟練労働者不足の社会課題にも対応します。