SAP S/4HANAでグローバルシステムを統合。サプライチェーン情報も一元化し、需要予測と意思決定の迅速化を実現
〔5〕安定化と定着化を図るとともにSAP Aribaのさらなる活用へ
日本オクラロでは、マレーシアの製造委託会社への発注のみに活用しているSAP Aribaを他の製造委託会社にも拡大することを考えています。
SAPソリューション全体については、稼働したばかりということもあり、現在の課題は定着化にあります。
「日本オクラロにとってSAPは初めて使うシステムですが、使っていくうちに理解が深まり、改善のアイデアも浮かんできています。日立グループには定着化に向けて豊富な経験と知識を活かしたサポートに期待しています」(會澤氏)
本社や各国の拠点がお互いの文化を尊重しながら、世界中の顧客に向けて事業を推進しているオクラロ。グローバル共通IT基盤は、今後も同社の成長を支えていきます。
システム概要図
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