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【事例】日本オクラロ株式会社

SAP S/4HANAでグローバルシステムを統合。サプライチェーン情報も一元化し、需要予測と意思決定の迅速化を実現

〔1〕グローバルで基幹システムを統合し“One Oclaro”の実現へ

写真:日本オクラロ株式会社 ■ 會澤 徹 氏
日本オクラロ株式会社
オペレーションセンタ
センタ長
會澤 徹 氏

*
肩書は、
取材当時のものです

光モジュール、光通信デバイスの世界的メーカーであるオクラロ。本社と一部の研究開発部門を米国カリフォルニア州のサンノゼ、主たる研究開発と生産部門をイギリス、イタリア、中国、日本に有し、全世界に販売網を展開しています。日本法人である日本オクラロ株式会社(以下、日本オクラロ)は、半導体光デバイス、レーザーダイオード、光送受信モジュールなどを製造し、通信機器メーカーやデータセンター事業者などに販売しています。

オクラロ全体のIT戦略は米国本社がリードする一方、業務の中核となる生産・販売系のシステムは日本、中国、欧州/米国の3リージョンが独自に導入/構築/運用してきました。そこで既存システムの更改を機に、基幹システムのグローバル統合による業務プロセスの標準化に乗り出しました。日本オクラロのオペレーションセンタ センタ長を務める會澤 徹氏は次のように語ります。

「複数の会社が合併した経緯もあり、同じ会社内でも別の業務プロセスが動いており、まるで別会社のようでした。リージョン間でデータや伝票をやり取りする際も、手作業でデータを合体したり、伝票を別々に用意する必要があり、ビジネスが大きくなるにつれ弊害が出てきていました。そこで、システムが今後の成長の足かせにならないよう、今回のプロジェクトを通じてグローバルレベルでの“One Oclaro” をめざしました」

特記事項

  • 本記事は、JSUG(Japan SAP Users’Group)ホームページに掲載されたものです。(2018年7月27日掲載)
  • 本事例中に記載の内容は初掲載当時のものであり、変更されている可能性もあります。詳細はお問い合わせください。
  • 本事例は、日本オクラロ株式会社さまでの事例であり、全てのお客さまについて同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
  • 記載されている会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
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