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【事例】西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社

テナントとのWin-Winの関係構築を強化

〔1〕Win-Winの関係構築を強化する新営業システム

写真:西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社 代表取締役社長 高橋 誠 氏

西日本高速道路株式会社(以下、NEXCO西日本)の全額出資により2005年12月に設立されたNEXCO西日本SHD。同社はNEXCO西日本が管理する高速道路のSA/PAを中心に、良質で多種多様なサービスを提供することで、お客さま満足の向上と地域の発展に貢献することを大きな使命としています。2010年、NEXCO西日本SHDはそれまで運用していた営業システムの老朽化を契機に、さらなる売上・利益の拡大、お客さま満足の向上を目標とした新システムの構築に着手しました。
代表取締役社長の高橋 誠氏は、「従来のシステムは、SA/PAのテナントさまから売上実績に応じた管理運営費をいただく際、その数値を把握することに力点が置かれていました。しかし近年は景気低迷などにより、SA/PAも売上を向上させることが厳しくなっています。このためテナントさまからは売上増に寄与する情報提供やお客さま満足につながる品ぞろえのアドバイスが求められています。また、当社もテナントさまとのWin-Winの関係構築を従来以上に強化していかねばならないと考えていました。そこで、より正確でタイムリーな情報収集・分析によって、双方の収益拡大に寄与するシステム基盤を作っていこうと決断したのです」とその経緯を説明します。
「魅力ある商業施設の実現に向けたテナントとの共存共栄の関係構築」−−この目標を実現する新システムの構築に際し、複数のITベンダー候補の中からNEXCO西日本SHDが選択したのが、日立製作所を中心とする日立グループでした。
高橋氏は「今回のプロジェクトは単純なシステム構築ではなく、当社とテナントさま双方の立場から、どのような観点でどのような機能を盛り込めば収益増やさまざまな負担軽減につながるのか、小売業や流通業のノウハウも含めた幅広い知見からコンサルティングもしていただけるパートナーが必要でした。同時に各テナントさまに配備するシステム端末だけでなく、券売機やPOSレジ、オーダリングシステムといった周辺機器の調達、導入後のメンテナンスなどもトータルに任せられることも必須要素となっていました。これらの要素を総合的に考慮すると日立さんが最もパートナーにふさわしいとの判断に至りました」と語ります。

特記事項

  • 2013年3月「はいたっく」掲載
  • 本事例中に記載の内容は初掲載当時のものであり、変更されている可能性もあります。詳細はお問い合わせください。
  • 事例は特定のお客さまでの事例であり、全てのお客さまについて同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
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