麻酔科医の主な仕事は手術室での麻酔・全身管理です。麻酔科医は手術の際、手術される患者さんが痛みを感じず、安全に手術ができるように、その患者さんに最も適した麻酔法を選択いたします。
また最適な麻酔・モニター機器を駆使して状態を手術中絶え間なく監視し、麻酔を適正に維持するとともに血圧、脈拍などの循環管理、呼吸の管理もおこなっています。手術後の痛みもできるだけ軽減させるように硬膜外麻酔、超音波ガイド下末梢神経ブロック、IVPCA(経静脈的自己調節鎮痛法、Intravenous patient controlled analgesia)も積極的におこなっています。ペインクリニック外来では種々の痛みに対し神経ブロック注射や薬物療法などをおこなっています。
2022年度手術件数 1,832件(うち1,621件が麻酔科関与)