CommuniNet Object ServerのFAQ:CommuniNet Object Server
メインフレーム側は基本的に変更の必要はありません。
ただし、HTTPトンネリング機能を使用した場合、メインフレームから見た端末はC.O.Sゲートウェイ機能サーバとなります。このため、接続元のIPアドレスはすべてC.O.Sゲートウェイ機能サーバのIPアドレスとなります。IPアドレスで端末を識別している場合はご注意ください。
WWWブラウザはMicrosoft® Internet Explorer®が前提となります。
CommuniNet Object Server(以下、C.O.Sと略します)で提供されるマクロを使用して、簡単なオンライン操作を自動化することができます。
また、CommuniNet Extension Object Server - Development Kitで提供されるDLL(Dynamic Link Library)やOCXコントロールを使用してユーザアプリケーションプログラム(以下、UAPと略します)を作成すれば、さらに詳細な操作まで自動化できます。
C.O.Sでは、クライアントとオンライン端末を別の語句として使用しています。
クライアントは、オンライン端末の起動に必要な情報をC.O.Sのサーバからダウンロードするパソコンを示します。ダウンロードするパソコン台数に応じてクライアントライセンスが必要です。オンライン端末は、1台のクライアントからメインフレームとアクセスを行う論理的なユニット(LU)を示し、1つのビデオステーションまたはプリンタステーションにあたります。
C.O.Sは、クライアントのパソコン台数分のライセンスが必要です。
末の同時接続数(LU数)とライセンス数とは関係ありません。
よって、32台分のクライアントのライセンスが必要になります。
C.O.Sには、16台分のライセンスが付属しているため、16台分の追加ライセンスを購入する必要があります。
C.O.Sのサーバを複数使用したシステム構成をご検討ください。
クライアントライセンスを追加することにより最大1024台のクライアントが接続できます。また、最大2048のオンライン端末が接続できます。
AP識別子とクライアントの対応付けを行わないで、オンライン端末を起動した順番に自動的にAP識別子を対応付ける(プール割り当て)ことができます。
また、AP識別子とクライアントの対応付けをAP識別子とIPアドレス/ホスト名またはネットワークのコンピュータ名で行う(固定割り当て)こともできます。
端末によりどちらの設定で使用するかを指定できるため、プール割り当てと固定割り当てを混在させることもできます。
必要ありません。
端末起動HTML作成時に特に指定しない場合はテンポラリフォルダにダウンロードされます。
ダウンロードされたモジュールが削除された場合は、端末を起動したときに再度モジュールがダウンロードされるため、問題なく動作します。
従来のCommuniNetでサポートしていたプレロード外字およびオンデマンド外字共に使用することができます。
プレロード外字は、あらかじめメインフレーム用の外字をパソコン用の外字に変換して、それをWindows®に登録して使用する方式です。オンデマンド外字は、端末実行中にメインフレームから外字の文字フォントを受信する方式です。
C.O.Sでは、使用する外字が複数の端末において同じであれば、それらを一括して設定および変換することができます。
よって、従来のようにパソコン毎に設定する必要はありません。
また、プレロード外字におけるWindows®への登録も端末起動時に自動でサーバから配信されて登録されるので、利用者は外字を意識することはありません。
C.O.Sサーバには複数の外字ファイルを保存できるため、クライアントごとに異なる外字を使用することができます。
ただし同一クライアント上で、使用するプレロード外字が異なる端末を同時に起動することはできません。
HTTPトンネリング機能を使用した場合は、ファイル転送機能を使用することはできません。その他の機能については従来の端末と同様のオンライン機能を使用できます。
1台のC.O.Sゲートウェイ機能サーバに対して複数台のC.O.Sサーバを設置することもできますが、サーバへの負荷軽減のため、C.O.SサーバとC.O.Sゲートウェイ機能サーバは1対1で設置することをおすすめします。
HTTPトンネリング機能を使用する場合には、端末起動HTMLファイルを再作成して下さい。
サーバ側のみ対応しています。
次の方法があります。
(1) | 画面テンプレートを作成(CommuniNet Object Server GUIオプションを使用) XHTML形式の画面テンプレートを作成して、オンライン画面をGUI化します。作成した画面テンプレートファイルは、サーバから自動的に配信されます。GUI画面上で外字の表示もできます。プログラムの開発は必要ありません。 |
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(2) | ユーザプログラムを作成(C.E.Sを使用) C.E.Sのホストアクセス機能を使用したユーザプログラムを開発して、オンライン画面をGUI化します。業務の自動化など、複雑な処理を行うことができます。 |