Operations Agentは、システムの重要要素の運用状況、パフォーマンス、可用性を表すメトリックを収集し、システムを監視する機能をユーザーに提供する製品です。
なお、Micro Focus Software製品は導入元がマイクロフォーカスエンタープライズ社に変更となりました。
Micro Focus Software製品に関するサポートサービスの連携先もマイクロフォーカスエンタープライズ社となります。
Operations Agentには、次の主な運用コンポーネントが含まれます。
それぞれのコンポーネントは個別にインストールすることはできず、一括してインストールされます。ただし、使用するコンポーネントごとにライセンスが必要となります。
日立が提供する各ライセンスで使用可能なコンポーネントは次のとおりです。
(Operationsコンポーネントの機能を使用するためのライセンスは日立から提供していません。)
ライセンス | 使用可能なコンポーネント | |||
---|---|---|---|---|
GlancePlus/RTMA | Performance コンポーネント |
Operations コンポーネント |
RTM | |
上位OE(VSE-OE、HA-OE、DC-OE)ライセンス | ○ | ○ | - | ○*1 |
GlancePlus使用権 | ○ | - | - | ○*1 |
GlancePlus Pak使用権 | ○ | ○ | - | ○*1 |
【凡例】 ○:使用可 - :使用不可
各コンポーネントの機能概要は次のとおりです。
オンラインリアルタイムシステムパフォーマンスの強力な監視および診断ツールです。システムリソース、プロセス、およびアプリケーションデータのメトリックを提供します。
また、ローカルまたはリモートシステムでシステムパフォーマンス問題が発生したときに、それを特定してトラブルシューティングすることができます。
システムのパフォーマンス情報をリアルタイムに得ることができるため、システム動作の調査、パフォーマンス上のボトルネックの特定や解消、より効率的な運用のためのシステムチューニングなどを容易に行うことができます。
パフォーマンスメトリックを収集し、収集した情報をログファイルベースのデータストアに記録できるようにします。
データ収集ユーティリティ(scope)により、定期的な間隔でシステムパフォーマンスメトリックが収集できます。
また、パフォーマンスアラーム機能により、事前に定義した条件に基づいてイベントを生成することができます。
Operations Manager*2の管理対象ノードの監視およびメッセージング機能を構築します。次のタスクを実行できます。
安全な通信チャネルを通じてパフォーマンスメトリックにリアルタイムでアクセスできるようにします。