ServiceGuard Extension for RAC(以下:SGeRAC)は、Oracle Real Application Clusters(以下:Oracle RAC)と組み合わせ、データベースが常駐する物理的に同じディスク・ドライブを同時に読み書きすることができる製品です。また、Oracle RAC以外のアプリケーションをパッケージ化でき、通信障害、システム装置障害、アプリケーション・パッケージダウンから重要な処理を保護します。
SGeRACは、Serviceguardクラスタ上でOracle RACを使用する際に必要となる製品で、最大16個のノード(システム装置)から共有データベースへの同時アクセスをサポートします。
どれかのノードに障害が発生した場合は、代替ノードへ再接続することによって、故障に伴なうダウンタイムを最小限に抑えます。
また、各ノードごとにOracleインスタンスが動作しており、ノード障害時のOracle再起動は不要です。
SGeRACは、LAN監視機能を通じて通信障害時にも迅速に回復することができます。